第98号(2023年5月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2023/5/31◆
日本海事センターメールマガジン =第98号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●「第7回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。
◆第7回JMC海事振興セミナー
「コンテナ船業界の現状と今後の見通し」
本セミナーは、昨年3月に開催した第1回セミナーが大変好評であった
ことを踏まえ、その後のコンテナ荷動きやコンテナ運賃の動向など最新の
動向と今後の見通しなどについて、前回に引き続き意見交換を行うものです。
◆開催日時:2023年7月13日(木) 14:00~16:00
◆開催方法:ハイブリッド形式(Zoomウェビナー併用)
※若干名、会場での参加が可能です
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)
【報告1】
「2020年から現在における海上コンテナ輸送-荷動き・市況・船舶等の動向-」
(公財)日本海事センター 企画研究部 研究員 後藤 洋政
【報告2】
「海運業界の今後の動向とチャレンジ」
CMA CGM Japan(株) 代表取締役社長 内田 秀樹 氏
【報告3】
「コンテナ船物流の現状と展望」
オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン(株)
取締役専務執行役員 戸田 潤 氏
【報告4】
「海上コンテナ市場を取り巻く環境と今後のコンテナ輸送会社の役割」
【総 評】総括コメントと事業者への質問
講演・コーディネーター:
拓殖大学 商学部 教授(日本海事センター客員研究員)松田 琢磨 氏
参 加 費:無料
申込期限:7月11日(火)まで
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S421459/
●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「タイタニック沈没から111年」開催のお知らせ
海事図書館では、今年度より館内にて蔵書のテーマ展示を行うことといたしました。
その第一弾として、現在「タイタニック沈没から111年」を開催中です。
蔵書テーマ展示「タイタニック沈没から111年」
開催期間:2023年4月14日(金)から6月30日(金)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:42冊(下記展示資料リスト参照)
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=12
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru
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【目次】
1 2023年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2023年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/C202311.pdf
・「シミュレーター訓練による乗船実習の代替―英国の状況」
(2023年5月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2023年5月30日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2023年4月)1,543,889TEU(17.9%減)
《中国積みが前年同月比17.3%減、ASEAN積みが同22.9%減少》
北米復航(米国からアジア)(2023年2月)498,180TEU(3.9%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2023年3月)1,442,562TEU(8.0%増)
《14か月振りの増加、23年第一四半期は5.4%減》
欧州復航(欧州からアジア)(2023年3月)568,835TEU(10.9%減)
《23年第一四半期は、10.4%減の155.4万TEU》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比17.9%減で8か月連続のマイナス。
2023年4月の北米往航運賃指数は、前年比79.7 %減の2,229ドル/40ftで
11か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比3.9%増で4か月連続のプラス。
2023年4月の北米復航運賃指数は、前年比30.9 %減の1,274ドル/40ftで
9か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比8.0%増で14か月ぶりのプラス。
2023年4月の欧州往航運賃指数は、前年比80.8 %減の2,202ドル/40ftで
11か月連続のマイナス。
・欧州復航は、前年比10.9%減で21か月連続のマイナス。
2023年4月の欧州復航運賃指数は、前年比62.5 %減の874ドル/40ftで
12か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「海難事例分析 安全運航へ向けて」
関根博著 海文堂出版発行
2022年11月刊行(所蔵番号:506065 請求記号:558.8/Se36)
船舶運航における最大の目的は、安全運航の達成であるが、最新の
ソフトやハードの利用にも関わらず、多くの海難事故が発生してい
る。その原因を調べていくと、過去の海難と同様の原因が何度も繰
り返されているのがわかる。本書は、過去の海難とその対応、船舶
運航に関するマネジメントの役割、海難史からの教訓等をわかりや
すく解説した。安全実務・運航管理に係る人にぜひ読んでもらいた
い実務書。(「honto」webページより)
■「暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ」
堀川惠子著 講談社発行
2021年7月刊行(所蔵番号:506064 請求記号:M.2110/H89)
人類初の原子爆弾は、なぜ“ヒロシマ”に投下されなくてはならな
かったか。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の3人の
司令官と、軍都・広島が背負った「宿命」に迫り、日本軍事史上の
最重要問題に光を当てる(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
船舶荷役実務についての書籍を見たい。
A.
以下の資料がある。
「港湾荷役のQ&A 改訂増補版」
「港湾知識のABC(11訂版)」
「図解船舶・荷役の基礎用語 6訂版」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000333468
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5 海運ミニ知識
◆「錨」
船を停泊させる時、海底に錨を沈めます。錨はその重さだけでなく、
爪でしっかりと海底を掻くことで、船をその場につなぎとめていま
す。
錨と船を繋ぐ長い金属製の鎖を錨鎖といいます。錨鎖は自重により
海中で曲線を描くため、風や潮流で船が動いても錨が引き起こされ
ることがなく、安定して係留することができます。
錨を使わない時は、船首にあるベルマウスという格納装置に固定さ
れています。貨物線ではベルマウスは外に飛び出たような形をして
おり、そこから落下させた錨が船体にぶつからないようになってい
ます。
<参考資料>
「これだけ!船舶」
川崎豊彦著 秀和システム発行 2014年12月刊行
(海事図書館所蔵番号:505194 請求記号:550.4/Ka97) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は6月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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