メールマガジン

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第91号(2022年10月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2022/10/31◆

日本海事センターメールマガジン =第91号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第5回JMC海事振興セミナー
「船荷証券の電子化にともなう法整備と利用促進」

◆開催日時:2022年12月9日(金)14:00~16:00
◆開催方法:オンライン配信(Zoomウェビナー)及び
      海事センタービル4階会議室
      ※会場での参加ご希望の方は、お問合せください。

◆「我が国における船荷証券電子化に関する法整備の意義」
   (公財)日本海事センター企画研究部 上席研究員 中村 秀之
   
◆「船荷証券の電子化に関する検討状況」
    法務省 民事局 参事官 渡辺 諭 氏
                              
◆「実務家の視点から船荷証券の電子化を考える」
    弁護士法人 山口総合法律事務所 弁護士 山口 修司 氏  
 
【Q&Aセッション】
    モデレーター:
    弁護士法人 阿部・阪田法律事務所 弁護士 池山 明義 氏
                           
参 加 費:無料
申込期限:12月5日(月)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S626221/


●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/


●海事図書館Twitter開始のお知らせ

海事図書館では、10月3日よりTwitterでの発信を開始いたしました。
新着資料やお知らせを発信してまいりますので、ホームページと併せて
ご利用ください。

海事図書館Twitter https://twitter.com/kaijitoshokan


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru

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【目次】
1 2022年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2022年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/B202221.pdf

・「上海市におけるロックダウンの推移と物流に与えた影響」
(2022年10月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2022年10月25日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2022年9月)1,740,927TEU(1.8%増)
《中国積みが前年同月比8.2%減、ASEAN・南アジア積みの増加続く》

北米復航(米国からアジア)(2022年7月)442,179TEU(2.5%減)

欧州往航(アジアから欧州)(2022年8月)1,332,721TEU(7.2%減)
《7か月連続の減少、中華地域積みは10.9%減》

欧州復航(欧州からアジア)(2022年8月)530,584TEU(12.8%減)
《14か月連続の減少、中華地域向けは18.1%減》

【概要とポイント】
・北米往航(アジアから米国)は、前年比1.8%増で9か月連続のプラス。
2022年9月の北米往航運賃指数は、前年比53.2%減の6,430ドル/40ftで
4か月連続のマイナス。

・北米復航は、前年比2.5%減で14か月連続のマイナス。
2022年9月の北米復航運賃指数は、前年比6.7%減の1,679ドル/40ftで
2か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比7.2%減で7か月連続のマイナス。
2022年9月の欧州往航運賃指数は、前年比48.3%減の7,341ドル/40ftで
4か月連続のマイナス。

・欧州復航は、前年比12.8%減で14か月連続のマイナス。
2022年9月の欧州復航運賃指数は、前年比8.6%減の2,143ドル/40ftで
5か月連続のマイナス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「新国際物流論 基礎からDXまで」
  平田燕奈,松田琢磨,渡部大輔著 晃洋書房発行
  2022年9月刊行(所蔵番号:505943 請求記号:675/H68)

グローバリゼーションの進展とともに、国際物流の重要性が高まっ
ている。国連が掲げるSDGsの実現、AI・自動化・DXの進行など、い
ま、国際物流は新たな時代を迎えている。国際物流の基礎から、持
続可能な発展、物流DXの概要・課題・導入例まで、新時代に即した
「国際物流論」の最適なテキスト。
(「honto」webページより)

■「船体解剖図 ナゾに満ちた船の内部を大公開!」
  プニップクルーズ/中村辰美 イラスト・文 イカロス出版発行
  2021年10月刊行(所蔵番号:505942 請求記号:556/P96)

船の中は一体どうなっている? 有名な客船・フェリーから、乗る
ことのできない貨物船、タグボート、マグロ漁船、博物館の歴史的
な展示船まで、船の内部をイラストとともに紹介する。
(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q. 女性船員についての論文や雑誌記事を読みたい。


A. 以下の雑誌記事がある。

「特別企画 海事NADESHIKO活躍の条件」
海運(日本海運集会所発行) No.1048(2015年1月)

「特別企画 内航女性船員活躍の糸口を探る」
海運(日本海運集会所発行) No.1084(2018年1月)

「特集 女性が活躍する交通の現場-交通を支える人々2-」
運輸と経済(運輸調査局) Vol.77 No.5 (2017年5月)

北田桃子「海事産業における女性の活躍推進」
逸見真「わが国外航海運における女性船員の雇用-何故、
女性船員の雇用は伸びないのか-」
海事交通研究(山縣記念財団) No.64(2015年)

「特集 活躍する女性船員」
ラメール(日本海事広報協会) Vol.39 No.2(2014年3月)

「交通市場における女性の役割」
交通学研究(日本交通学会) No.63(2020年)

詳しい情報はコチラ!

https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000322884

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5 海運ミニ知識

◆「海里」

海上では、距離をメートルではなくマイル(海里)で表します。

1マイルは1,852mで、とても中途半端な数に見えますが、これは地
球上の緯度1分(1度の60分の1)に相当する長さです。海上では海
図を利用しますが、海図では地点を緯度経度で表すため、緯度に対
応した海里を用いた方が便利です。

なお、アメリカなどでは陸上でもマイルを使用しますが、こちらの
1マイルは約1,609m。そのため「海里」は「nautical mile」と呼び、
区別しています。

<参考資料>
「イラスト図解船」
八木光著 日東書院発行 2010年2月刊行
(海事図書館所蔵番号:504029 請求記号:550.4/Y15) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は11月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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