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第87号(2022年6月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2022/6/30◆

日本海事センターメールマガジン =第87号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第3回JMC海事振興セミナー
「国際物流における我が国の貿易電子化の現状と展望」

◆開催日時:2022年7月15日(金)14:00~16:00(予定)
◆開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
※会場にも、20席ほどお席をご用意しております。

【基調講演】「我が国の海事・貿易の電子化の現状」
流通科学大学 名誉教授 森 隆行 氏

【報告1】「ブロックチェーン技術と国際物流」
神戸大学大学院海事科学研究科 准教授 平田 燕奈 氏

【報告2】「トレードワルツの現状と展望」
株式会社トレードワルツ 代表取締役社長 小島 裕久 氏

【報告3】「トレードレンズの現状と展望」
A.P.モラー・マースク アジア太平洋地域
プロダクトマネージャー 市村 良 氏

【総評と質疑応答】
コメンテーター: 流通科学大学 名誉教授 森 隆行 氏

◆参加費:無料  申込期限:7月11日(月)まで 

詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/220715/ 


●「第30回海事立国フォーラム」を開催いたします。

◆「第30回海事立国フォーラムin 神戸2022
  ~今後の海事社会に向けた海事人材の育成と将来展望~」
(主催:(公財)日本海事センター 後援:国土交通省)

◆日時:2022年8月30日(火)14:00~16:50(YouTube配信あり)
◆場所:神戸メリケンパークオリエンタルホテル4階「瑞天」

基調講演1「外航海運の現状と海事人材の課題」
     (一社)日本船主協会副会長 友田 圭司 氏

基調講演2「水先人の現状と求められる人物像」
      日本水先人会連合会専務理事 阪本 敏章 氏

講 演 「諸外国における船員教育の現状」 
     (公財)日本海事センター主任研究員 野村 摂雄
     (公財)日本海事センター専門調査員 田中 大二郎

講 演 「神戸大学における海事・海洋人材の育成と今後の展開」
      神戸大学大学院海事科学研究科長 阿部 晃久 氏

講 演 「産業界が求める海事人材」  
      日本郵船(株)専務執行役員 小山 智之 氏 
      
パネルディスカッション及び質疑応答
ファシリテーター:
     関西大学名誉教授/神戸大学客員教授 羽原 敬二 氏
パネリスト:
     神戸大学大学院海事科学研究科長 阿部 晃久 氏
     日本郵船(株)専務執行役員 小山 智之 氏
     (公財)日本海事センター主任研究員 野村 摂雄
     (公財)日本海事センター専門調査員 田中 大二郎

※8月19日(金)締め切り・先着200名となります。

※対面参加希望の方のみ申込フォームよりご登録ください。
YouTube配信の視聴は事前の参加申込みは不要です。

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
URL:https://www.jpmac.or.jp/application/F326382/

●海事図書館は移転リニューアルオープンいたしました。

海事図書館は2022年3月3日、千代田区麹町の海事センタービル
8階にて移転リニューアルオープンいたしました。

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制といたしますので、従前通り、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを制限
させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://www.nippon-maru.or.jp/donations/

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【目次】
1 2022年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2022年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開しましたので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202271.pdf

・「IMO第109回法律委員会の審議の結果と動向」
(2022年6月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2022年6月28日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2022年5月)1,992,015TEU(8.3%増)
《5月単月で過去最高を更新 ※速報値》

北米復航(米国からアジア)(2022年3月)499,922TEU(20.1%減)
《22年第1四半期累計は、前年同期比16.6%減となる141.1万TEU》

欧州往航(アジアから欧州)(2022年4月)1,301,265TEU(8.5%減)
《3か月連続の減少、中華地域積は9.9%減》

欧州復航(欧州からアジア)(2022年4月)570,924TEU(15.5%減)
《10か月連続の減少、中華地域向けは前年比-24.8%の大幅減》

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比8.3%増で2か月連続のプラス。
2022年5月の北米往航運賃指数は、前年比49.4%増の10,512ドル/40ftで
25か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比20.1%減で10か月連続のマイナス。
2022年5月の北米復航運賃指数は、前年比9.8 %増の1,820ドル/40ftで
25か月連続のプラス。

・欧州往航は、前年比8.5%減で3か月連続のマイナス。
2022年5月の欧州往航運賃指数は、前年比12.7%増の10,523ドル/40ftで
31か月連続のプラス。

・欧州復航は、前年比15.5%減で10か月連続のマイナス。
2022年5月の欧州復航運賃指数は、前年比3.1%減の2,285ドル/40ftで
30か月ぶりのマイナス。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「私とクルーズ -半世紀を振り返って-」
  木島榮子著 海文堂出版発行
  2021年1月刊行(所蔵番号:505879 請求記号:M.55/Ki19)

2019年4月から12月にかけて日本海事新聞に連載された同タイトル
記事全33回を加筆、修正して収録。書籍化にあたり、書き下ろしエ
ッセイ2本を追加した。外国客船の日本発着クルーズ開拓に貢献し
た著者が、旅行業界・クルーズ業界における50年余りの歩みを振り
返り、日本市場発展の歴史とその舞台裏を鮮やかに語る。
(「honto」webページより)

■「海で働き、海で生きる 心理学者が観察した外航船乗組員の労働と生活」
  大橋信夫著 福村出版発行
  2020年3月刊行(所蔵番号:505880 請求記号:M.8210/O28)

陸を遠く離れて航海する船員の姿とは。調査員として外航船に乗船
した著者が、乗組員の日々の働き方や、航海中の異常事態に取り組
む姿、異文化をもつ多国籍の乗組員たちが互いに共存するための知
恵、家族との絆などを紹介する。(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
日本国内で製造された、一般商船用のエンジンの生産台数が載って
いる統計はあるか。

A.
日本舶用工業会発行「各国舶用機関の生産動向」に掲載されている。


詳しい情報はコチラ!

https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000317587

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5 海運ミニ知識

◆「マスト」

帆船は帆に風を受けて進みます。その帆を張るために、帆船にはマ
ストが立てられています。

ところが、帆を必要としない汽船にもマストがあります。マストに
は帆を張る以外にも、様々な役目があるためです。

長さ50m以上の船は、夜間、前部と後部に1つずつマスト灯を点灯し
なくてはなりません。前部は後部よりも低い位置につけるため、こ
の2つのマスト灯の見え方で、その船がどのような向きになってい
るかがわかります。

他にも、マストに旗を掲げたり、レーダーアンテナを取り付けたり
と、マストは航海に欠かせないものなのです。

<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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