第84号（2022年3月）
◆Japan Maritime Center◆___________________________2022/3/31 ◆
日本海事センターメールマガジン =第84号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●「第1回JMC海事振興セミナー」を開催いたしました。
2022年3月14日（月）に、第１回ＪＭＣ海事振興セミナー
「新型コロナウイルス感染症の拡大等で大きく変貌するコンテナ船業界」を
オンラインにて開催いたしました。
多くの方々にご視聴いただきまして、ありがとうございました。
アーカイブ動画も配信しておりますので、ぜひご覧ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/application/220314/
なお、第2回目は6月15日（水）、第3回目は7月15日（金）に予定しております。
詳細は後日、当センターホームページ及びメールマガジンにてご案内いたします。
●海事図書館は移転リニューアルオープンいたしました。
海事図書館は2022年3月3日、千代田区麹町の海事センタービル8階にて
移転リニューアルオープンいたしました。
開館日時：月曜から金曜 12時から17時（入館・複写受付は16時半まで）
休館日：土日祝日
予約優先制といたしますので、従前通り、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ：https://www.jpmac.or.jp/library/
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://www.nippon-maru.or.jp/donations/
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【目次】
１ 2022年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
３ 海事資料調べ方講座
４ 海運ミニ知識
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１ 2022年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
3月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開しましたので
ご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/E202210.pdf
・「国際海運における経済的手法の動向」
（2022年3月：日本海事新聞）
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２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
＜2022年3月24日発表＞
【荷動き量】
北米往航（アジアから米国）（2022年2月）1,856,116TEU（22.0%増）
《中国積が前年比 21.1%増、ASEAN・南アジア積の増加続く》
北米復航（米国からアジア）（2021年12月）414,172TEU（23.5%減）
《21年年計は、前年比 7.9%減の604.1万TEU》
欧州往航（アジアから欧州）（2022年1月）1,552,478 TEU（4.4%増）
欧州復航（欧州からアジア）（2022年1月）553,992TEU（10.0%減）
《7ヶ月連続の減少、中華地域向けは前年比-14.9%の大幅減》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比22.0%増で3か月連続のプラス。
2022年2月の北米往航運賃指数は、前年比121.2%増の12,123ドル/40ftで
22か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比23.5%減で7か月連続のマイナス。
2022年２月の北米復航運賃指数は、前年比45.4%増の1,821ドル/40ftで
22か月連続のプラス。
・欧州往航は、前年比4.4%増で4か月連続のプラス。
2022年2月の欧州往航運賃指数は、前年比59.3 %増の13,719ドル/40ftで
28か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比10.0%減で7か月連続のマイナス。
2022年2月の欧州復航運賃指数は、前年比20.5%増の2,554ドル/40ftで
27か月連続のプラス。
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３ 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q. 戦前の日本の客船の寄港地を知りたい。
A. 海事彙報社発行「海事年鑑」（大正8年版～昭和17・18年版を所蔵）
で分かる。
詳しい情報はコチラ！
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065349
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４ 海運ミニ知識
◆「船の煙突、ファンネル」
船のイラストには、大きな煙突から煙が吐き出される様子が描かれ
ているものが多くあります。このように船といえば煙突が付き物で
すが、実はエンジンの技術が進んだ現代の船は排気ガスが少なく、
それほど大きな煙突は必要ありません。それなのになぜ今も大きな
煙突がついているのかというと、煙突が船会社を識別する看板の
ようなものだからです。
煙突にはそれぞれ色やマークが付いています。船の煙突のことをフ
ァンネルといいますが、煙突のマークはファンネルマークと呼ばれ、
ファンネルマークを見ればどこの会社の船かすぐに分かるのです。
また、クルーズ客船のファンネルには凝った造りのものが多く、鯨
のしっぽをイメージしたものや、ファンネルの中腹に展望ラウンジ
を設けたもの、裏側にロッククライミングウォールがあるものなど
もあるそうです。
＜参考資料＞
「目指せ！クルーズアドバイザー 旅行業界人必携の書クルーズ一
問一答」池田良穂，山田廸生，沢木泰昭著・監修
海事プレス社発行 2004年4月刊行
（海事図書館所蔵番号：502190 請求記号：M.55/I32） 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は4月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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