第80号(2021年11月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2021/11/30 ◆
日本海事センターメールマガジン =第80号=
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=お知らせ=
●海事図書館移転に伴う休館のお知らせ
(2021年11月15日(月)から2022年3月1日(火)まで)
海事図書館は、来る2022年3月に千代田区麹町の海事センタービルに
移転することとなりました。
それに伴い、以下の期間休館いたしますのでお知らせ申し上げます。
休館:2021年11月15日(月)から2022年3月1日(火)まで
リニューアルオープン予定日:2022年3月2日(水)
休館期間は都合により変更することがございます。
変更の際はホームページにてお知らせいたします。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://www.nippon-maru.or.jp/donations/
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【目次】
1 2021年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識
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1 2021年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
11月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開しましたので
ご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/E202112.pdf
・「洋上風力発電に係る航行安全確保に関する動向」
(2021年11月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2021年11月24日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2021年10月)1,925,019TEU(1.4%増)
《10月単月で過去最高を更新、ASEAN積は2か月連続の減少》
北米復航(米国からアジア)(2021年8月)502,396TEU(4.6%減)
欧州往航(アジアから欧州) (2021年9月)1,381,566TEU(5.3%減)
《3か月連続の減少、東南アジア積は16.2%減》
欧州復航(欧州からアジア)(2021年9月)620,321TEU(12.9%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比1.4%増で3か月ぶりのプラス。
2021年10月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比181.7%増の10,760ドル/TEUで18か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比4.6%減で3か月連続のマイナス。
2021年10月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比65.4%増の1,340ドル/TEUで18か月連続のプラス。
・欧州往航は、前年比5.3%減で3か月連続のマイナス。
2021年10月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比411.9 %増の7,730ドル/TEUで17か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比12.9%減で3か月連続のマイナス。
2021年10月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比40.8%増の1,830ドル/TEUで23か月連続のプラス。
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3 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
昭和22年制定の船員法についての解説書を見たい。できるだけ古いものが良い。
A.
以下の資料がある。
「船員法解説」
「船員法 -解説と研究-」
「船員法解釈例総覧」
「船員法概説」
「船員法の変遷」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000307970
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4 海運ミニ知識
◆「荷物の固定」
船が荒天で大きく揺れた時に、積んでいる荷物が横に移動したり崩
れ落ちたりすると、船全体のバランスが崩れて大きな事故になりか
ねません。そこで船では荷物をしっかりと固定しています。
荷物をバンドやチェーンで固定することをラッシングと言いますが、
自動車運搬船では積み荷の車を一台一台すべてラッシングし、船が
揺れても動かないようにしています。コンテナ船にはコンテナの大
きさに合わせたセルガイドという枠が設けられ、その枠の中にコン
テナを積みます。セルガイドがない場所ではコンテナもラッシング
で固定します。
コンテナ内部の荷物も動かないようにラッシングします。コンテナ
の内部にはベルトなどを通すためのフックがついており、積荷に巻
き付けたベルトをこのフックにかけて固定します。また、荷物の間
に緩衝材を挟んだり、角材を使って固定することもあります。
<参考資料>
「みんなが知りたい船の疑問100」
池田良穂著 ソフトバンククリエイティブ発行 2010年
(海事図書館所蔵番号:504194 請求記号:550.4/I32) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は12月下旬頃、配信予定です。
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日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
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お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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