第77号（2021年8月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2021/8/31 ◆
日本海事センターメールマガジン =第77号=
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=お知らせ=
●海事図書館 開館日時変更（水・金 12:00～16:00開館）のお知らせ
海事図書館は当面の間、以下の通り開館日を週2日とし、開館時間を短縮いたします。
開館日時：水曜・金曜 12:00から16:00
開館日につきましては、従来通り来館予約制を継続いたします。
ご来館をご希望の方は、ご来館日時・ご利用資料等をご連絡ください。
詳しくは下記URLをご参照ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/pdf/836_1.pdf
利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
●海事図書館 一部蔵書の寄贈のお知らせ
海事図書館では、このほど蔵書の見直しを実施しました結果、
一部の単行書、定期刊行物を希望される団体および図書館に
ご寄贈することといたしました。
詳細は、9月1日（水）以降、以下に掲載いたしますので、
申込方法、注意事項等をよくお読みの上、お申し込みください。
http://www.jpmac.or.jp/information/index.html
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://www.nippon-maru.or.jp/donations/
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【目次】
１ 2021年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
３ 海事資料調べ方講座
４ 海運ミニ知識
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１ 2021年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
8月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開しましたので
ご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/C202111.pdf
・「ルーマニアの船員教育・海技資格制度」
（2021年8月：日本海事新聞）
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２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
＜2021年8月24日発表＞
【荷動き量】
北米往航（アジアから米国）（2021年7月）1,818,273TEU（10.0%増）
《7月単月で過去最高を更新。中国積みが前年同月比 2.7％減と、
13か月ぶりの減少。》
北米復航（米国からアジア）（2021年5月）533,573TEU（0.7%減）
欧州往航（アジアから欧州）（2021年6月）1,471,967TEU（10.2 %増）
《21年上半期累計は、前年同期比16.6％増となる838.4万TEU》
欧州復航（欧州からアジア）（2021年6月）654,971TEU（1.4%増）
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比10.0%増で13か月連続のプラス。
2021年7月の中国（塩田）-ニューヨーク間の運賃は
前年比382.9%増の12,990ドル/TEUで15か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比0.7%減で、3か月ぶりのマイナス。
2021年7月のニューヨーク-中国（塩田）間の運賃は
前年比72.5%増の1,380ドル/TEUで15か月連続のプラス。
・欧州往航は、前年比10.2 %増で5か月連続のプラス。
2021年7月の中国（塩田）-英国（フェリックストウ）間の運賃は
前年比444.5%増の6,970ドル/TEUで14か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比1.4％増で5か月連続のプラス。
2021年7月の英国（フェリックストウ）－中国(塩田)間の運賃は
前年比17.3%増の1,630ドル/TEUで20か月連続のプラス。
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３ 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q.
新造船の発注残が分かる資料はないか。
A.
以下の資料がある。
「Ship type orderbook monitor」
「Shipyard orderbook monitor」
詳しい情報はコチラ！
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000303581
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４ 海運ミニ知識
◆「外航船と内航船」
船には外航船と内航船の2種類があります。文字通り、外航船は外国
航路に就航している船、内航船は国内の航路だけに就航している船を
指します。
外国船と内航船では、船籍や船員に関しての規定が異なります。
外航船は船籍を日本以外に置くことができ、外国人船員が乗り込む
ことができます。それに対し内航船は、日本船籍しか認められず、
船員も日本人に限られます。
また、外航船は日本国内の港から港へ荷物を運ぶことはできません。
一方、内航船は外国へ出ることはできず、国内の港のみで荷物を
運んでいます。
日本だけでなく諸外国でも同様で、各国は自国の海運業を守っています。
＜参考資料＞
「知ってビックリ！ 船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年
（海事図書館所蔵番号：503578 請求記号：550.4/N59） 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は9月下旬頃、配信予定です。
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