第70号(2021年1月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2021/1/28 ◆
日本海事センターメールマガジン =第70号=
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=お知らせ=
●海事図書館 開館日時変更(水・金 12:00~16:00開館)のお知らせ
海事図書館は緊急事態宣言が解除されるまでの間、
以下の通り開館日を週2日とし、開館時間を短縮いたします。
開館日時:水曜・金曜 12:00から16:00
開館日につきましては、従来通り来館予約制を継続いたします。
ご来館をご希望の方は、ご来館日時・ご利用資料等をご連絡ください。
詳しくは下記URLをご参照ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/pdf/836_1.pdf
利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
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【目次】
1 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
2 海事資料調べ方講座
3 海運ミニ知識
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1 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2021年1月28日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2020年12月)1,762,951TEU(27.5%増)
《12月単月で最高。20年年計は、前年比3.9%増の1833.2万TEU。》
北米復航(米国からアジア)(2020年10月)527,257TEU(8.6%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2020年11月)1,364,125TEU(13.2 %増)
《11月の荷動き量は、統計開始以来 11月単月としては最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2020年11月)742,924TEU(8.2%増)
【概要とポイント】
・北米往航は前年比27.5%増で6か月連続のプラス。
2020年12月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比86.4%増の3,990ドル/TEUで8か月連続のプラス。
・北米復航は前年比8.6%減で、8か月連続のマイナス。
2020年12月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年同の810ドル/TEU。
・欧州往航は前年比13.2%増で4か月連続のプラス。
2020年12月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比148.0%増の3,150ドル/TEUで7か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比8.2%増で2か月振りのプラス。
2020年12月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比38.8%増の1,360ドル/TEUで13か月連続のプラス。
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2 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 内航船企業の一覧が住所や都道府県別に検索できる資料はあるか?
A. 以下の資料が有用である。
「船の便覧(法人編)」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000292969
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3 海運ミニ知識
◆「灯台」
紀元前7世紀、古代エジプトのナイル川河口の塔の上で火を焚き、
夜間ナイル川に入る船の目印にしたのが記録に残る世界最古の灯台
と言われています。
日本では7世紀頃、遣唐使船が帰ってくる際の目印として、九州沿岸
でかがり火を焚いたことが始まりと言われています。江戸時代には
石積みの灯明台が各地で作られました。
江戸末期、開国にあたり8か所に灯台を立てる条約を結びました。
そして明治2年、日本に初めて建てられた西洋式の灯台が観音埼
灯台です。
以前は灯台を管理する灯台守がいましたが、日本では現在、全ての
灯台が自動化され無人となっています。
<参考資料>
「灯台 -海上標識と信号-」
坪内紀幸ほか著 成山堂書店発行 1993年刊行
(海事図書館所蔵番号:0019023W 請求記号:558/Ts21) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は2月下旬頃、配信予定です。
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