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第69号(2020年12月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2020/12/24 ◆

日本海事センターメールマガジン =第69号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「第28回海事立国フォーラム in 東京 2021」を開催します。

2021年2月3日(水)、東京都千代田区の海運ビルにて
「第28回海事立国フォーラム in 東京 2021」を開催します。
今回のテーマは「コロナ時代の中国経済の動向と今後の海運・海事産業の展望」。
詳しくは以下サイトをご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/forum/forum_no28.html

●海事図書館 年末年始の休館に関するお知らせ

海事図書館は、以下の期間を休館とさせていただきます。

2020年12月26日(土)~2021年1月7日(木)


●海事図書館 ご来館に際してのお願い

海事図書館では現在、感染症対策のため、週3日(月・水・金)の
開館(12時~17時)、事前予約制(来館日時・利用図書とも)の導
入、書架への立入禁止(閉架式の導入)など、利用方法を変更して
おります。

詳しくは日本海事センターホームページをご覧ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/?id=797

なお、閉架式の導入に伴い、問い合わせが増えております。できる
限りメールまたはFAXでご連絡いただくとともに、時間に余裕をもっ
てご連絡いただくようお願いいたします。

また、感染予防のために、来館時のマスク着用、検温及び手指消毒、
発熱および体調不良時の来館の見合わせにご協力ください。

利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご
協力のほどお願い申し上げます。

●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/

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【目次】
1 2020年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識

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1 2020年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。12月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「新型コロナウイルス感染症の影響下における造船業の動向」(2020年12月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2020年12月22日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2020年11月)1,777,752TEU(26.9%増)
      《11月単月で最高。日本発貨物は13か月振りの増加》
北米復航(米国からアジア)(2020年9月)532,780TEU(4.6%減)

欧州往航(アジアから欧州)(2020年10月)1,364,273TEU(7.0 %増)
《10月の荷動き量は、統計開始以来 10月単月としては最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2020年10月)754,844TEU(1.8%減)


【概要とポイント】
・北米往航は、前年比26.9%増で5か月連続のプラス。
2020年11月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比79.7%増の3,900ドル/TEUで7か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比4.6%減で、7か月連続のマイナス。
2020年11月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比3.8%増の810ドル/TEUで7か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比7%増で3か月連続のプラス。
2020年11月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比85.0%増の2090ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比1.8%減で4か月振りのマイナス。
2020年11月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比44.4%増の1,300ドル/TEUで12か月連続のプラス。

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3 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 第二次大戦中の日本の徴用船のリストはあるか?

A. 以下のような資料がある。

「太平洋戦争喪われた日本船舶の記録」
「戦時輸送船団史」
「太平洋戦争沈没艦船遺体調査大鑑 V.1、V.2」
「戦時艦船喪失史」

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000291194

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4 海運ミニ知識

◆「救命艇・救命筏」

船には、万一の海難事故に備えて救命艇や救命筏を備え付けるよう、
国際規則で義務付けられています。

救命艇(ライフボート)は、船の左右に備え付けられている長さ5~
8mの小型ボートで、海上を浮遊していても目立つよう全体がオレンジ
色をしています。船の中に浮力体を備え、荒天でも転覆しないように
なっています。

救命筏(ライフラフト)はプラスチックのカプセルに収納されていて、
海に投下されると自動的に膨張するゴムボートです。長時間の漂流に
も耐えられるよう、屋根もついています。

また、救命艇や救命筏には、水や食料、応急医療具のほか、救助を求
めるための発煙信号や遭難信号発信装置なども装備されています。

<参考資料>
「面白いほどよくわかる船のしくみ」
賞雅寛而著 日本文芸社発行 2009年10月刊行
(海事図書館所蔵番号:503950 請求記号:550.4/Ta41) 他


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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は1月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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