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第68号(2020年11月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2020/11/27 ◆

日本海事センターメールマガジン =第68号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●海事図書館 年末年始の休館に関するお知らせ

海事図書館は、以下の期間を休館とさせていただきます。

2020年12月26日(土)~2021年1月7日(木)


●海事図書館 ご来館に際してのお願い

海事図書館では現在、感染症対策のため、週3日(月・水・金)の
開館(12時~17時)、事前予約制(来館日時・利用図書とも)の導
入、書架への立入禁止(閉架式の導入)など、利用方法を変更して
おります。

詳しくは日本海事センターホームページをご覧ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/?id=797

なお、閉架式の導入に伴い、問い合わせが増えております。できる
限りメールまたはFAXでご連絡いただくとともに、時間に余裕をもっ
てご連絡いただくようお願いいたします。

また、感染予防のために、来館時のマスク着用、検温及び手指消毒、
発熱および体調不良時の来館の見合わせにご協力ください。

利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご
協力のほどお願い申し上げます。

●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/

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【目次】
1 2020年10・11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識

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1 2020年10・11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。10・11月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「欧州における海運の脱炭素化に向けた研究開発動向」(2020年10月:日本海事新聞)
・「海運の脱炭素化に向けた海外船社の動向」(2020年11月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2020年11月24日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2020年10月)1,935,664TEU(23.0%増)
      《10月の荷動き量は、統計開始以来過去最高を更新(20年8月:183万TEU)》
北米復航(米国からアジア)(2020年8月)524,702TEU(8.6%減)

欧州往航(アジアから欧州)(2020年9月)1,461,407TEU(8.0 %増)
《9月の荷動き量は、統計開始以来9月単月としては最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2020年9月)704,047TEU(5.1%増)
      《3か月連続の増加、年累計では1.0%減》


【概要とポイント】
・北米往航は、前年比23.0%増で4か月連続のプラス。
2020年10月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比87.3%増の3,820ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比8.6%減で、6か月連続のマイナス。
2020年10月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比5.2%増の810ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比8.0%増で2か月連続のプラス。
2020年10月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比43.8%増の1,510ドル/TEUで5か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比5.1%増で3か月連続のプラス。
2020年10月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比46.1%増の1,300ドル/TEUで11か月連続のプラス。

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3 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 自動車船の傭船料を知りたい。

A. Clarkson "Shipping review & outlook" で分かる。

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000289633

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4 海運ミニ知識

◆「タグボート」

船には、低速走行になると舵が思うように効かなくなるという特性
があります。そのため、港に接岸する際にはタグボートの力を借り
ます。

タグボートは曳船(えいせん・ひきふね)とも呼ばれ、100トンから
200トン程度の小型ながら馬力が大きい船です。大型船を船首で押し
たり、ロープで引いたりして誘導・補助を行います。押す際に大型
船を傷つけないよう、船首には大きなタイヤがいくつも取り付けら
れています。

また、タグボートは360度回転するプロペラを備えています。このた
め方向転換が自在で小回りが利くのです。

<参考資料>
「面白いほどよくわかる船のしくみ」
賞雅寛而著 日本文芸社発行 2009年10月刊行
(海事図書館所蔵番号:503950 請求記号:550.4/Ta41) 他


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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は12月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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