第64号(2020年7月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2020/7/29 ◆
日本海事センターメールマガジン =第64号=
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=お知らせ=
●海事図書館は6月22日より再開いたしました
海事図書館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月より休
館してまいりましたが、6月22日(月)より再開いたしました。
再開に際し、感染症対策のため、週3日(月・水・金)の開館(12
時~17時)、事前予約制(来館日時・利用図書とも)の導入、書架
への立入禁止(閉架式の導入)など、利用方法を変更しております。
詳しくは日本海事センターホームページをご覧ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/?id=797
なお、閉架式の導入に伴い、問い合わせが増えております。
できる限りメールまたはFAXでの質問をしていただくとともに、
時間に余裕をもって質問していただくようお願いいたします。
また、感染予防のために、来館時のマスクの着用、検温及び手指の
消毒への協力、発熱時の来館の見合わせ等については何卒ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご
協力のほどお願い申し上げます。
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
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【目次】
1 2020年7月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識
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1 2020年7月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。7月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「COVID-19と海上輸送の動向」(2020年7月:日本海事新聞)
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1 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2020年7月28日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2020年6月)1,374,232TEU(5.0%減)
《20年上半期は09年以来の減少、8.8%減の772.3万TEU》
北米復航(米国からアジア)(2020年4月)539,307TEU(17.3%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2020年5月)1,251,700TEU(14.6%減)
欧州復航(欧州からアジア)(2020年5月)653,753TEU(7.4%減)
《中華地域揚は、3.9%増と増加に転じる》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比5.0%減で9か月連続のマイナス。
2020年6月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比8.5%増の2,430ドル/TEUで2か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比17.3%減で、2か月連続のマイナス。
2020年6月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比1.3%増の800ドル/TEUで2か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比14.6%減で7か月連続のマイナス。
2020年6月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年同の1,190ドル/TEU。
・欧州復航は前年比7.4%減で3か月連続のマイナス。
2020年6月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比50.5%増の1,370ドル/TEUで7か月連続のプラス。
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3 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q.
「がっさん丸」という船の要目や船歴を知りたい。
A.
以下の資料でわかる。
「船舶史稿 海運会社 船歴編 第1巻 北日本汽船 東洋汽船 日鉄汽船」
「北日本汽船株式会社二十五年史」
「日本海汽船株式会社五十年史」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065897
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4 海運ミニ知識
◆「世界の海の日」
今年の海の日は7月23日ですが、本来の海の日は7月20日。明治天皇
が灯台視察船「明治丸」で巡航され、横浜に帰着された日に由来し、
1941年に「海の記念日」と制定されました。1996年より祝日化され、
「海の日」となりました。
他の国にも「海の日」があります。
アメリカでは5月22日(National Maritime Day)。1819年5月22日
「サバンナ号」が蒸気推進による初の大西洋横断に成功したことに
由来しています。
カナダとイギリスは6月8日。1992年、リオデジャネイロで開催され
た国連環境開発会議において、海洋の復興及び保護促進のために6月
8日がOcean Dayとされたことを受けたものです。
なお、国連では2009年から正式に6月8日を世界海洋デー(World
Oceans Day)としています。
他に、IMOの世界海の日(World Maritime Day)というものもありま
す。海の安全や海洋環境の重要性について社会の認識を高めるため、
毎年9月の最終週にIMO本部および各加盟国で祝賀行事が行われます。
また、加盟国のいずれかの国がホストとなってシンポジウムや視察を
行う「世界海の日パラレルイベント」も行われます。日本は2015年に
ホストとなりイベントを開催しました。
<参考資料>
「海の豆知識 世界の「海の日」」
雑誌「Ship & Ocean Newsletter」No.23掲載
シップ・アンド・オーシャン財団発行 2001年7月刊行 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は8月下旬頃、配信予定です。
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日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
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