メールマガジン

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第63号(2020年6月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2020/6/25 ◆

日本海事センターメールマガジン =第63号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「英国海事分野における洋上風力に関する動向調査」報告書を取りまとめました

今般、当センターにおきまして、標記報告書を取りまとめました。
本調査は、日本の洋上風力発電事業に関わる海事産業の基盤強化に寄与すべく、
船舶・乗組員の安全確保や人材育成の面で先進的な取組みを進める英国海事分野の動向を整理したものです。
調査の概要につきましては、日本海事センターホームページをご覧ください。
http://www.jpmac.or.jp/research/pdf/522.pdf

●海事図書館は6月22日より再開いたしました

海事図書館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため
3月より休館してまいりましたが、6月22日(月)より再開いたしました。

再開に際し、感染症対策のため、週3日(月・水・金)の開館(12時~17時)、
事前予約制(来館日時・利用図書とも)の導入、書架への立入禁止(閉架式の導入)など、
利用方法を変更しております。
詳しくは日本海事センターホームページをご覧ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/?id=797

利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。

●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/

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【目次】
1 2020年5・6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識

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1 2020年5・6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。5・6月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「洋上風車周辺海域での航行の安全確保 ―英国の取組み―」(2020年5月:日本海事新聞)

・「新型コロナウィルス感染拡大に伴う船員交代問題」 (2020年6月:日本海事新聞)


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1 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2020年6月25日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2020年5月)1,218,090TEU(20.4%減)
      《往復航ともに全ての地域において前年比の荷動き量が減少》
北米復航(米国からアジア)(2020年3月)542,599TEU(17.1%減)
    
欧州往航(アジアから欧州)(2020年4月)1,140,321TEU(19.8%減)
《往復航ともに全ての地域において前年比の荷動き量が減少》
欧州復航(欧州からアジア)(2020年4月)640,449TEU (10.3%減)


【概要とポイント】
・北米往航は、前年比20.4%減で8か月連続のマイナス。
2020年5月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比11.4%増の2,540ドル/TEUで2か月振りのプラス。
・北米復航は、前年比17.1%減で、4か月振りのマイナス。
2020年5月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は前年同の800ドル/TEU。
・欧州往航は前年比19.8%減で6か月連続のマイナス。
2020年5月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比4.3%減の1,120ドル/TEUで7か月振りのマイナス。
・欧州復航は前年比10.3%減で2か月連続のマイナス。
2020年5月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比45.6%増の1,310ドル/TEUで6か月連続のプラス。

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3 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q.
タンカー、ばら積み船などの船種別船型別船腹量を知りたい。

A.
以下の資料でわかる。
「World fleet statistics」
「The bulk carrier register」
「The tanker register」

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000586

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4 海運ミニ知識

◆「ブリッジ(船橋)」

船の操舵室をブリッジ、日本語では船橋(せんきょう)と呼びます。
現在の操舵室から橋らしさは感じられませんが、昔は本当に橋のような形をしていたのです。

帆船の時代には、舵が船尾にあったため、操船は船尾の甲板で行われていました。
19世紀、船の左右に水車のような車輪がついた「外輪船」が登場します。
船体の中央部に外輪を動かすための大きな機関室を設けているため、船尾では見通しが悪く操船できません。
そこで、左右の外輪にかぶせたカバーを橋状のデッキでつなぎ、そこを操舵室としました。

やがて外輪船からスクリュー船の時代になり、
操舵室は橋の上ではなく最上階に設けられるようになりました。
しかし「ブリッジ」という名前は残り、今もそう呼ばれているのです。

<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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