第60号（2020年3月）
◆Japan Maritime Center◆___________________________2020/3/26 ◆
日本海事センターメールマガジン =第60号=
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=お知らせ=
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
●海事図書館は臨時休館しております（～4月上旬）
海事図書館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館しております。
開館時期は4月上旬を予定しておりますが、状況により、さらに休館期間を延長することもございます。
開館状況につきましては、弊センターのホームページにてご確認のほどお願い申し上げます。
なお、電話・メール等によるお問い合わせは受け付けております。
利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
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【目次】
１ 2020年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
３ 海事資料調べ方講座
４ 海運ミニ知識
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１ 2020年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
・「ノルウェーの海運政策（トン数標準税制を中心に）」 （2020年2月：日本海事新聞）
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
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２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
＜2020年3月26日発表＞
【荷動き量】
北米往航（アジアから米国）（2020年2月）1,203,039TEU（8.6%減）
《中国積みが前年比22.2%減。ASEAN、南アジア積みの増加続く》
北米復航（米国からアジア）（2019年12月）536,329TEU（8.7％増）
《3か月振りの増加、2019年累計では2016年以来の増加で前年比1.2%増》
欧州往航（アジアから欧州）（2020年1月）1,549,182TEU（4.2%減）
《北東アジア積みを中心に3か月連続の減少》
欧州復航（欧州からアジア）（2020年1月）623,898TEU (5.5%増）
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比8.6%減で5か月連続のマイナス。
2020年2月の中国（塩田）-ニューヨーク間の運賃は
前年比5.3%減の2,330ドル/TEUで7か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比8.7％増で、3か月振りのプラス。
2020年2月のニューヨーク-中国（塩田）間の運賃は
前年比3.6%減の800ドル/TEUで3か月振りのマイナス。
・欧州往航は前年比4.2%減で3か月連続のマイナス。
2020年2月の中国（塩田）-英国（フェリックストウ）間の運賃は
前年同の1250ドル/TEU。
・欧州復航は前年比5.5％増で2か月振りのプラス。
2020年2月の英国（フェリックストウ）－中国(塩田)間の運賃は
前年比8.9%増の980ドル/TEUで3か月連続のプラス。
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３ 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 1973年に竣工したタンカー、グロブティックトーキョーの詳細な図面や写真はあるか。
A. 以下の資料がある。
雑誌「船の科学」1973年6月号、p.46～58
「Globtik Tankers Ltd.向け世界最大タンカー"GLOBTIK TOKYO"(483,600DWT)の概要」
雑誌「石川島播磨重工技報」1973年5月号 p.329～338及び巻頭写真3p
「Globtik Tankers Ltd.483600DWTタンカー"GLOBTIK TOKYO"の概要」
詳しい情報はコチラ！
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000179211
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４ 海運ミニ知識
◆「船の横移動」
大型客船やフェリーなどの多くに、船を横方向に動かすことができ
る装置、サイドスラスターがついています。船首か船尾の水面下に
左右貫通する穴をあけて、その中にスクリュープロペラを設置した
ものです。
これにより、着岸の際にタグボートを使わなくても（またはタグボ
ートの隻数を減らしても）船は真横に動くことができ、岸壁にぴっ
たりと横付けすることができるのです。
＜参考資料＞
「イラスト図解船」
八木光著 日東書院本社発行 2010年2月刊行
（海事図書館所蔵番号：504029 請求記号：550.4/Y15） 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は4月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
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お送りくださいますよう、お願いいたします。
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