第54号(2019年9月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2019/9/27 ◆
日本海事センターメールマガジン =第54号=
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=お知らせ=
●「第26回海事立国フォーラムin松山」を開催します。
10月29日(火)、愛媛県松山市にて特別講演会「第26回海事立国
フォーラムin松山」を開催します。今回のテーマは「海と共に未来へ」。
詳しくは以下サイトをご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/forum/?id=114
●日本海運経済学会 第53回大会開催のお知らせ
10月26日(土)、日本海運経済学会第53回大会が東京工業大学大岡山キャンパスで開催されます。
今大会の統一論題は「物流の自動化・自律化への期待と課題」
・講演(報告):「物流の自動化・自律化への期待と課題」10:00~11:30
・パネルディスカッション:「自動化コンテナターミナルへの期待と課題」 12:45~14:05
統一論題の講演(報告)・パネルディスカッションは一般参加可能です。
ご参加希望の方は事務局( sec@jslse.jp) までメールでご連絡願います。
詳しくは日本海運経済学会以下ウェブサイトならびに本メルマガ【6】をご覧ください。
URL www.jslse.jp
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
●海事図書館
開館日時:平日12:00~17:00
(入館・複写受付は16:30まで)
9月の休館 : 土日祝日
10月の休館 : 土日祝日
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【目次】
1 2019年9月上旬に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
6 日本海運経済学会第53回大会開催のお知らせ
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1 2019年9月上旬に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「2019年上半期北米航路の動向」(2019年9月:Daily Cargo)
・「温室効果ガス(GHG)排出削減対策の影響について」(2019年9月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2019年9月27日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2019年8月)159.4万TEU(1.1%増)
《8月単月で最高。中国積み前年比5.8%減、韓国、ASEAN、インド積み増加続く》
北米復航(米国からアジア)(2019年6月)54.2万TEU(3.3%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2019年7月)149.3万TEU(3.9%増)
《7月の荷動き量は、統計開始以来7月単月としては最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2019年7月)71.5万TEU (8.6%増)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比1.1%増で、6か月連続のプラス。
2019年8月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比15.2%減の2,290ドル/TEUで15か月振りのマイナス。
・北米復航は、前年比3.3%減で、2か月連続のマイナス。
2019年8月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比1.3%増の780ドル/TEUで14か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比3.9%増で5か月連続のプラス。
2019年8月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比1.6%減の1,220ドル/TEUで2か月連続のマイナス。
・欧州復航は前年比8.6%増で7か月連続のプラス。
2019年8月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比4.3%減の900ドル/TEUで2か月振りのマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「船舶金融論 船舶に関する金融・経営・法の体系 2訂版」
木原知己著 海文堂出版発行 2019年1月刊行
(所蔵番号:505771 請求記号:M.41/Ki17)
船舶(とりわけ、外航商船)の建造あるいは購入にかかる必要資金
を供給する「船舶金融」。同分野に関連する事項を網羅的に扱い、
客観的でより多面的、実用的に解説する。章立てを変更し、加筆修
正するなどした2訂版。(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
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4 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 岸本汽船と岸本兼太郎社長に関する詳細・具体的な資料はないか?
A.
「船舶史稿 海運会社 船歴編 第18巻 近海郵船 岸本汽船」がある。
詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065892
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5 海運ミニ知識
◆「水先人」
「パイロット」という言葉から飛行機の操縦士を思い浮かべる人も
多いかもしれませんが、海で「パイロット」と言えば「水先人(み
ずさきにん)」のことです。
水先人は、各地の港や水域の事情に精通した専門家。船会社から要
請を受けて船に乗り込み、船長に水域の状況などを説明して、安全
に入出港・離着岸できるようアドバイスします。東京湾など、航行
する船が多い海域では特に重要な存在です。
以前は船長経験者から転身するパターンが多かったのですが、現在
は三級海技士(航海)の資格があれば、水先人養成施設で養成課程
を終了後、3級水先人の免許試験を受けることができるようになりま
した。
<参考資料>
「海のしごと 改訂版」日本海事センター海事図書館編・発行
2015年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:505315 請求記号:M.81/N77) 他
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6 日本海運経済学会第53回大会開催のお知らせ
平素よりお世話になっております。
時下、皆様方におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、来る10月26日(土)日本海運経済学会では第51回大会を開催する運びとなりました。
プログラムでは各会員が自らの関心に基づいて作成した論文の発表を行う自由論題 、統一された論題について講演、議論を行う統一論題があります。
今大会の統一論題のテーマは 「物流の自動化・自律化への期待と課題」です。
また、統一論題は講演(報告)と、パネルディスカッションを行うシンポジウムの二つに分かれております。
①.講演(報告)
内容は以下の通りで、司会は川崎智也氏(東京工業大学助教)です。
1.間島 隆博氏(海上技術安全研究所) 10:00~10:45
「船舶の自律化について」
2.渡部 大輔氏(東京海洋大学准教授) 10:45~11:30
「トラック隊列走行の現状と今後~欧州における取組みを中心に~」
②.パネルディスカッション
「自動化コンテナターミナルへの期待と課題」をテーマに行います。
パネリスト・司会は以下の通りです。
石黒 一彦氏(神戸大学大学院海事科学研究科准教授)
市村 欣也氏(三井E&S マシナリー)
高橋 浩二氏(日本港湾コンサルタント)
南 健悟氏(日本大学法学部准教授)
司会:松田琢磨((公財)日本海事センター主任研究員)
今回、統一論題につきましては一般の方にも公開をさせていただくこととなりました。
開催場所は東京工業大学、報告の時間は10:00~11:30、シンポジウムの時間は12:45~14:05となっております。
(場所については、海運経済学会ウェブサイト(http://www.jslse.jp/)でご確認ください)
ご参加を希望される方は事務局( sec@jslse.jp) までメールでご連絡願います。
なお、事務局から返信がない場合はそのままご参加いただけます。
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は10月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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◆日本海事センターホームページ
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