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第53号(2019年8月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2019/8/22 ◆

日本海事センターメールマガジン =第53号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「第26回海事立国フォーラムin松山」を開催します。
10月29日(火)、愛媛県松山市にて特別講演会「第26回海事立国
フォーラムin松山」を開催します。今回のテーマは「海と共に未来へ」。
詳しくは以下サイトをご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/forum/?id=114


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/


●海事図書館 

開館日時:平日12:00~17:00
    (入館・複写受付は16:30まで)

 8月の休館 : 土日祝日
 9月の休館 : 土日祝日


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【目次】
1 2019年7月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2019年7月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。7月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「ギリシャ・アテネにて:2019年国際海運経済学会、トン数標準税制参加報告」(2019年7月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2019年8月22日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2019年7月)164.1万TEU(4.7%増)
      《中国積みは前年比2.1%減、韓国、台湾、ASEAN、インド積み増加続く》
北米復航(米国からアジア)(2019年5月)58.7万TEU(4.3%減)
    
欧州往航(アジアから欧州)(2019年6月)144.6万TEU(3.8%増)
《6月の荷動き量は、統計開始以来6月単月としては最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2019年6月)64.9万TEU (0.3%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比4.7%増で、5か月連続のプラス。
2019年7月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比0.9%増の2,270ドル/TEUで14か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比4.3%減で、2か月ぶりのマイナス。
2019年7月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比5.3%増の800ドル/TEUで13か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比3.8%増で4か月連続のプラス。
2019年7月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比6.7%減の1,120ドル/TEUで5か月ぶりのマイナス。
・欧州復航は前年比0.3%減で6か月ぶりのマイナス。
2019年7月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年同の900ドル/TEU。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「海上保険 グローバル・ビジネスの視点を養う」
  中出哲著 有斐閣発行 2019年2月刊行
  (所蔵番号:505758 請求記号:M.61/N34)

海上保険の市場や制度、法律の基本的枠組みとともに、関連する貿
易取引や海運の基礎知識も体系的にわかりやすく解説。事項索引、
欧文索引、貨物海上保険普通保険約款、折込「外航貨物海上保険証
券」付き。(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php


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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 昭和14年から終戦時までに新しくできた造船所の一覧はあるか。

A. 小野塚一郎著「戦時造船史 太平洋戦争と計画造船」で分かる。

詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000632


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5 海運ミニ知識

◆「船で使う水」

海の上を進む船は、水に囲まれています。しかし、海水をそのまま
船の中で使うわけではありません。船には海水を淡水に変える造水
機が搭載されています。海水を沸騰させ、蒸発した水を集めると淡
水ができます。こうして作られた淡水は、風呂や洗濯などに使われ
ます。

このように造水機で大量に淡水を作れるようになったのは1980年代
になってから。それまでは、海水をそのまま風呂に使っていたそう
です。

ただし、造水機で作った水は飲用には向きません。そのため、飲用
の水は港で積み込み、専用のタンクに貯蔵しておきます。

<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他


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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は9月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

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〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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