第50号(2019年5月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2019/5/23 ◆
日本海事センターメールマガジン =第50号=
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=お知らせ=
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
●海事図書館
開館日時:平日12:00~17:00
(入館・複写受付は16:30まで)
5月の休館 : 土日祝日
6月の休館 : 土日祝日
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【目次】
1 2019年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2019年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。5月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「「海に関する海事関係学生意識調査2018」の実施結果について」 (2019年5月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2019年5月23日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2019年4月)136.4万TEU(6.1%増)
《ASEAN、南アジアなどの増加継続の一方、家具・電器の減少で中国発貨物は微増》
北米復航(米国からアジア)(2019年2月)51.8万TEU(9.3%減)
《韓国・台湾向け増加も中越日印で減少、中国向けは前年比50%超の品目複数》
欧州往航(アジアから欧州)(2019年3月)140.5万TEU(23.6%増)
《3月の荷動き量は、往復航共に統計開始以来、最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2019年3月)71.2万TEU (6.9%増)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比6.1%増で2か月連続のプラス。
2019年4月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比20.6%増の2,280ドル/TEUで11か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比9.3%減で、2か月ぶりのマイナス。
2019年4月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比21.2%増の800ドル/TEUで10か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比23.6%増で2か月ぶりのプラス。
2019年4月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比15.6%増の1,110ドル/TEUで2か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比6.9%増で3か月連続のプラス。
2019年4月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比2.2%減の900ドル/TEUで13か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「どうして海のしごとは大事なの?」
「海のしごと」編集委員会 成山堂書店発行 2018年6月刊行
(所蔵番号:505738 請求記号:M.81/U74)
日本を支える海事産業、「海のしごと」にはどのようなものがあり、
なぜ必要とされるのか。船長や機関長、航海士、海上保安官や自衛
官らにその内容や役割、意義、やりがいなどを聴く。就職活動に役
立つ情報も収録。(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
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4 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 日本の大手海運会社について、1970年代と1990年代の比較をする
ための資料を探している。
A. 以下の資料がある。
「有価証券報告書」
「外航海運会社経営分析」
「外航海運企業の概況及び経営実態調査報告書」
「Shipping journal」
詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000415
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5 海運ミニ知識
◆「ニセモノの煙突」
その昔、大きくて高い煙突を何本も備えた船ほど、性能の良い船と
思われていた時代がありました。
重油を燃やしてエンジンを動かす船からは、硫黄分を含んだ排気ガ
スが出ます。その排気ガスが人体に害を与えないよう、高い煙突を
備えていました。そのため、煙突が大きく多いほど、複数のエンジ
ンで重油を燃やす高馬力の高性能船と思われていたのです。
豪華客船タイタニックには、大きな4本の煙突が立てられていまし
たが、そのうちの1本はニセモノでした。タイタニックの時代には、
技術が進んで巨大な煙突をそれほど必要としなくなっていたのです。
しかし、それでは船としての威厳がないと考えた設計者が、4本目
のニセモノの煙突を立てたということです。
<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は6月下旬頃、配信予定です。
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