第45号(2018年12月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2018/12/25 ◆
日本海事センターメールマガジン =第45号=
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=お知らせ=
●「第25回海事立国フォーラムin東京」を開催します。
2019年2月5日(火)、東京都千代田区の海運ビルにて特別講演会
「第25回海事立国フォーラムin東京」を開催します。
今回のテーマは「中国をめぐる経済環境の変化と今後の海事産業の展望」。
詳しくは以下サイトをご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/forum/?id=113
●書籍のご案内です。
1.『グローバル・ロジスティックス・ネットワーク~国境を超えて世界を流れる貨物~』柴崎隆一(編) アジア物流研究会(著) 成山堂書店
世界の海上貨物輸送、陸上貨物輸送ネットワークの現状と実態、将来について、柴崎隆一・東京大准教授を中心に日本の若手・中堅物流研究者(アジア物流研究会のメンバー)がつどって解説を行った書籍です。弊センター松田琢磨主任研究員も一部執筆に参加しています(第12章)。
目次など詳しくは以下のサイトをご覧ください。
URL http://www2.kaiyodai.ac.jp/~daisuke/asia/doc_open/Book_GLN2019.pdf
2. 『Maritime Business and Economics: Asian Perspectives』Okan Duru(編)Routledge
日本、韓国、中国、台湾、香港の各国の海運業の歴史、特徴、課題について、Okan Duru南洋理工大学助教授を中心に、各国の研究者が解説を行った書籍(英語)です。日本については、篠原正人 福知山公立大教授と弊センターの主任研究員4名(中村秀之、野村摂雄、森本清二郎、松田琢磨)および元研究員(鈴木宏子)が手を組んで記載しています。
目次など詳しくは以下のサイトをご覧ください。
URL https://www.amazon.co.jp/Maritime-Business-Economics-Perspectives-Routledge/dp/113840036X/
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
●海事図書館
開館日時:平日12:00~17:00
(入館・複写受付は16:30まで)
12月の休館 : 土日祝日
1月の休館 : 土日祝日、1月8日(火)
※年末年始の開館・休館は以下の通りとなります。
12月26日(水) : 16:30閉館
12月27日(木)
~1月6日(日): 休館
1月7日(月) : 通常通り開館
1月8日(火) : 臨時休館
1月9日(水)以降: 通常通り開館
※1月17日(木)は、13:00開館となります。
ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
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【目次】
1 2018年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2018年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。11月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「定期船事業と市場の仮象性」 (2018年11月:日本海事新聞)
・「「米中貿易戦争」がコンテナ市場に与える影響」 (2018年11月:日刊CARGO)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2018年12月20日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2018年11月)152.7万TEU(7.9%増)
《1~11月の累計では前年同期比5.7%増で過去最高、堅調な消費が背景》
北米復航(米国からアジア)(2018年9月)52.7万TEU(0.7%増)
《1~9月累計では、前年同期比1.4%増で過去最高も、中国向けの減少続く》
欧州往航(アジアから欧州)(2018年10月)127.3万TEU(5.5%増)
《1~10月累計では、統計開始以来、最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2018年10月)69.9万TEU (5.8%増)
《1~10月累計では、昨年の最高値に次ぐもの》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比7.9%増で3か月連続のプラス。
2018年11月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比68.7%増の3,020ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比0.7%増で、2か月ぶりのプラス。
2018年11月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比8.2%増の790ドル/TEUで5か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比5.5%増で3か月連続のプラス。
2018年11月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比5.8%増の1,100ドル/TEUで3か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比5.8%増で2か月連続のプラス。
2018年10月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比9.0%減の910ドル/TEUで8か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「信濃丸の知られざる生涯 明治から昭和を生き抜いた船」
宇佐美昇三著 海文堂出版発行 2018年5月刊行
(所蔵番号:505708 請求記号:M.2110/U92)
日本海海戦を勝利に導く契機を作った殊勲の船「信濃丸」。日露戦
争の敗北を避けるために人々がどのように備え、シーパワー(海洋
力)を維持してきたのか。信濃丸の一生を通して、その過程を描く。
(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
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4 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 滝廉太郎が明治34年4月6日横浜から乗船した、ケーニヒアルベルト
号について詳細が知りたい。
A. 以下の資料が参考になる。
「Lloyd's Register of Shipping: Register of ships 1901-1902 Vol.1」
「北独ロイド百年史」
「A century of the Far East service 1886-1986」
「North Atlantic seaway. Vol. 2」
「Great Passenger Ships of the World. vol.1: 1858-1912」
詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000543
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5 海運ミニ知識
◆「船上の年末年始」
船は365日24時間動いていますので、船員は年末年始も仕事です。
しかし、船の上でもクリスマスパーティーやニューイヤーパーティー
が行われ、ごちそうが並びます。たとえば大晦日にはすき焼きとお刺
身、元旦にはおせちやお雑煮、焼肉など……。
キリスト教徒が多いフィリピン人船員が多く乗る外航船では、フィリ
ピンでのクリスマスパーティーに欠かせない豚の丸焼きを、船上で調
理することもあるそうですよ。
<参考資料>
「海のしごと 改訂版」日本海事センター海事図書館編・発行
2015年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:505315 請求記号:M.81/N77) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は1月下旬頃、配信予定です。
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