第44号（2018年11月）
◆Japan Maritime Center◆___________________________2018/11/22 ◆
日本海事センターメールマガジン =第44号=
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=お知らせ=
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/
●海事図書館
開館日時：平日12:00～17:00
（入館・複写受付は16:30まで）
11月の休館 ： 土日祝日
12月の休館 ： 土日祝日
年末年始 ： 12/27日(木)～1月6日(日)
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【目次】
１ 2018年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
３ 海事図書館 今月のオススメ図書
４ 海事資料調べ方講座
５ 海運ミニ知識
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１ 2018年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。10月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「2018年国際海運経済学会（IAME）参加報告」 （2018年10月：日本海事新聞）
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２ 主要航路（北米・欧州）の荷動き量とポイント
＜2018年11月22日発表＞
【荷動き量】
北米往航（アジアから米国）（2018年10月）159.7万TEU（7.4%増）
《1～10月の累計では前年同期比5.2%増で過去最高、関税競争先取りの兆候も》
北米復航（米国からアジア）（2018年8月）52.8万TEU（2.1%減）
欧州往航（アジアから欧州）（2018年9月）140.7万TEU（6.6%増）
《1～9月累計では、統計開始以来、最高》
欧州復航（欧州からアジア）（2018年9月）61.9万TEU (3.4%増）
《1～9月累計では、昨年の最高値に次ぐもの》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比7.4%増で2か月連続のプラス。
2018年10月の中国（塩田）-ニューヨーク間の運賃は
前年比57.6%増の2,680ドル/TEUで5か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比2.1%減で、6か月ぶりのマイナス。
2018年10月のニューヨーク-中国（塩田）間の運賃は
前年比6.9%増の770ドル/TEUで4か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比6.6%増で2か月連続のプラス。
2018年10月の中国（塩田）-英国（フェリックストウ）間の運賃は
前年比3.7%増の1,110ドル/TEUで2か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比3.4%増で2か月ぶりのプラス。
2018年10月の英国（フェリックストウ）－中国(塩田)間の運賃は
前年比9.9%減の910ドル/TEUで7か月連続のマイナス。
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３ 海事図書館 今月のオススメ図書
■「世界に通じる、未来へ通じる「港湾」の話」
世界に通じる、未来へ通じる「港湾」の話編集委員会編
国土交通省港湾局監修 日本経済新聞出版社発行 2018年10月刊行
(所蔵番号:505706 請求記号:M.91/Se22)
港湾の役割や重要性、国民生活に密接なつながりをもつことなどを
分かりやすく解説。港湾を理解するための基礎知識や、港湾を支え
る技術、ウォーターフロント開発、港湾関係業務などを、図版や写
真を多用しながら紹介する。（「honto」webページより）
今月の新着図書一覧はコチラ！
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
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４ 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 昭和28年11月に発足した海運合理化促進懇話会について記した資料はないか。
A. 以下のような資料がある。
雑誌「海運」
雑誌「海運調査月報」
「創業百年史」
「日本郵船株式会社百年史」
「現代日本海運史 戦後十五年の歩み」
「戦後日本の海運と造船 1950年代の苦闘」
詳しい情報はコチラ！
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000434
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５ 海運ミニ知識
◆「海の駅とみなとオアシス」
「海の駅」をご存知でしょうか。「道の駅」の海版ともいえる存在
で、現在全国に167駅あり、プレジャーボートやヨットの係留施設、
給油給水設備などを備えています。もちろん陸から行くこともでき、
誰でも利用できるレストランや売店があるところも多く、レンタル
ボートなど海のレジャーを気軽に体験できるところもあります。
また「みなとオアシス」というものもあります。港を中心とした街
づくりを促進するための施設・エリアとして国土交通省に登録され
たもので、現在全国で123箇所が登録されています。地域の人も観光
客も楽しめる様々なイベントが開催され、港に賑わいをもたらして
います。各みなとオアシスにはSea級グルメと呼ばれる地場の海産物
を用いたグルメがあり、年に1度「みなとオアシスSea級グルメ全国
大会」が開かれ、No.1が決定します。
海の駅やみなとオアシス、皆様も旅行やお出かけの際に立ち寄られ
てみてはいかがでしょうか。
海の駅
http://www.umi-eki.jp/
みなとオアシス
https://www.waterfront.or.jp/oasisu/list.html
＜参考資料＞
「海と空の港大事典」
日本港湾経済学会編 成山堂書店発行 2011年9月刊行
（海事図書館所蔵番号：504455 請求記号：RM.903/N77）
雑誌「港湾」93巻7号（2016年7月）
「特集：みなとオアシス」 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は12月下旬頃、配信予定です。
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