第37号(2018年4月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2018/4/26 ◆
日本海事センターメールマガジン =第37号=
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=お知らせ=
●海事図書館
開館日時:平日12:00~17:00
(入館・複写受付は16:30まで)
4月の休館 : 土日祝日
5月の休館 : 土日祝日
※大型連休はカレンダー通りの開館です。
(5月1日・2日は開館します)
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【目次】
1 2018年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2018年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2018年3月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「ギリシャの内航旅客船業」(2018年3月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2018年4月26日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2018年3月)119.4万TEU(2.3%増)
北米復航(米国からアジア)(2018年1月)51.0万TEU(7.7%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2018年2月)119.3万TEU(26.7%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2018年2月)60.1万TEU (4.7%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比2.3%増で3か月連続のプラス。
2018年3月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比22.6%減の1,850ドル/TEUで2か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比7.7%減で、2か月ぶりのマイナス。
2018年3月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比4.2%減の690ドル/TEUで9か月ぶりのプラス。
・欧州往航は前年比26.7%増で2か月ぶりのプラス。
2018年3月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比4.4%減の1,090ドル/TEUで2か月ぶりのマイナス。
・欧州復航は前年比4.7%減で2か月連続のマイナス。
2018年3月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比24.4%増の970ドル/TEUで16か月連続のプラス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「世界コンテナターミナル見聞録」
篠原正治著 大阪港振興協会発行 2018年1月刊行
(所蔵番号:505658 請求記号:M.9200/Sh67)
平成28年9月26日から11月29日にかけて、海事プレス社の「海事プ
レス」及び「日刊カーゴ」に、15回にわたり連載した“世界CT見聞
録”を、1冊にまとめたもの。
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
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4 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 照国海運の倒産した時の状況などを知りたい。
A. 以下の資料で分かる。
「米田富士雄追想録」
雑誌「海運」1975年10月号(No.577) p.67-69
「再建に向ってスタートした照国海運 キャンセル交渉の経緯と今後の課題」
詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000407
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5 海運ミニ知識
◆「鉄の船」
現在、大型船のほとんどは鋼船です。鉄を製錬して強くした鋼を使
って造られています。
船の出現から長い間、船は木で造られていました。その後、木材の
骨組に鉄の板を貼り付けた装甲艦や、部分により木材と鉄材を使い
分けた木鉄交造船が現れ、19世紀になると船体が全て鉄でできた鉄
船が造られました。しかし、19世紀の後半には製鋼技術が発達し、
鉄船から鋼船へと変わりました。「鉄」が船に使われた時代はとて
も短かったのです。
ちなみに、一説によると装甲艦を世界で最初に実現させたのは織田
信長なのだそうです。天正6(1578)年に巨大木造船に鉄の装甲を施し、
大砲を装備して毛利水軍を破りました。
<参考資料>
「海洋船舶の科学」船と海の研究会編 菅野照造監修
日刊工業新聞社発行 2008年4月刊行
(海事図書館所蔵番号:503525 請求記号:550.4/F89) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は5月中旬頃、配信予定です。
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