第36号(2018年3月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2018/3/27 ◆
日本海事センターメールマガジン =第36号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●海事図書館
*2017年4月より、下記3点が変更となっております。
1)入館最終受付時間 16時30分
2)複写サービスの提供終了時間 16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)
開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。
3月の休館 : 土日祝日
4月の休館 : 土日祝日
*都合により、当分の間、レファレンスサービスを一時休止
させていただきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【目次】
1 2018年2月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 2018年2月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2018年2月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「国際分業とアジアにおける海上コンテナ輸送の展望」(2018年2月:日本海事新聞)
・「中国の環境規制と北米・欧州・日中航路」(2018年2月:日刊CARGO)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2018年3月27日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2018年2月)140.3万TEU(19.0%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年12月)61.4万TEU(6.9%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2018年1月)145.6万TEU(1.5%減)
欧州復航(欧州からアジア)(2018年1月)56.4万TEU (15.3%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比19.0%増で2か月連続のプラス。
2018年2月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比9.3%減の2,350ドル/TEUで5か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比6.9%増で、6か月ぶりのプラス。
2018年2月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比1.4%増の730ドル/TEUで8か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比1.5%減で2か月ぶりのマイナス。
2018年2月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比4.1%増の1,260ドル/TEUで6か月ぶりのプラス。
・欧州復航は前年比15.3%減で3か月ぶりのマイナス。
2018年2月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比40.3%増の940ドル/TEUで15か月連続のプラス。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「90日間世界一周 客船「にっぽん丸」航海記 」
土井全二郎著 光人社発行 1999年4月刊行
(所蔵番号:505650 請求記号:M.55/D83)
古代から人類の夢を運んだ海上の道をたどり、大自然の景観と未知
の人々との出会いを求めて、4大陸16カ国をめぐる大航海の記録。
『朝日小学生新聞』連載に加筆してまとめる。
(「honto」webページより)
※今回は日本海事広報協会様からご寄贈いただいた資料の中から
ご紹介いたしました。
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. メキシコへの移民について調べている。何か関連資料はないか。
A. 以下の資料がある。
「メキシコに生きる日系移民たち」
「邦人海外発展史」
雑誌「世界の艦船」1994年3月号(No.478)
p.108-114「日本移民船始末記 第5回 明治のメキシコ/ペルー移民」
「White Star Line (Oceanic Steam Navigation Company)」
詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000665
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
5 海運ミニ知識
◆「船の燃料」
貨物船の燃料には、主に価格が安く燃費の良いC重油が使われます。
原油を精製し、ガソリン、灯油、軽油などを抽出した最後の残りか
すが重油で、粘度の低い順にA重油、B重油、C重油と分けられます。
最も粘度の高いC重油は、加熱して不純物を取り除いてから燃料と
して使います。取り除いた不純物は、港に着いた時に陸上に降ろし
て処理します。
ただ、C重油は硫黄分を多く含み、排気ガスに多くの硫黄酸化物(SOx)
が排出されます。国際海事機関(IMO)はSOxの排出規制の強化を2020
年から開始することを決定しました。そのため、海運会社や造船会
社は、排気ガスからSOxを取り除く装置の設置や、硫黄分の少ないA
重油の使用など、対応を迫られています。
<参考資料>
「ビジュアル図解まるごと!船と港」
森隆行著 同文舘出版発行 2008年3月刊行
(海事図書館所蔵番号:503428 請求記号:550.4/Mo45) 他
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は4月中旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/
◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/