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第30号(2017年9月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2017/9/21 ◆

日本海事センターメールマガジン =第30号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●海事図書館 

*4月より、下記3点が変更となっております。

1)入館最終受付時間        16時30分
2)複写サービスの提供終了時間   16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)

開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。

  9月の休館 : 土日祝日
  10月の休館 : 土日祝日

*都合により、当分の間、レファレンスサービスを一時休止
 させていただきます。
  
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【目次】
1 2017年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2017年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2017年8月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「北米航路における45ftコンテナの流動状況」
 (2017年8月:日本海事新聞)

・「日本EU間のEPAが日本の輸出入とコンテナ輸送に与える影響」
 (2017年8月:日刊CARGO)

・「パナマ運河の拡張とLNG輸送」
 (2017年7月:ボイラ・ニュース)

・「2016海外船社の決算まとめ~コンテナ船社を中心に~」
 (2017年6月:KAIUN)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2017年9月20日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2017年8月)156.2万TEU(7.3%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年6月)53.3万TEU(4.2%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2017年7月)146.4万TEU(6.0%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2017年7月)65.5万TEU(0.5%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比7.3%増で2か月連続のプラス。
2017年8月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比31.3%増の2,310ドル/TEUで11か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比4.2%減で、2か月ぶりのマイナス。
2017年8月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比11.9%増の750ドル/TEUで2か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比6.0%増で5か月連続のプラス。
2017年8月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比19.3%増の1,300ドル/TEUで15か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比0.5%増で2か月ぶりのプラス。
2017年8月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比91.7%増の1,150ドル/TEUで9か月連続のプラスに。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「アジアの航空貨物輸送と空港」
  池上寛編 日本貿易振興機構アジア経済研究所発行 2017年1月刊行
  (所蔵番号:505573 請求記号:687/I33)

国際物流の一端を担う航空貨物は、近年アジアを中心に取扱量を大
きく増加させている。本書ではアジアの主要国・地域の航空貨物に
ついてとりあげ、またASEANやインテグレーターの動きも検討した。
(アジア経済研究所HPより)
「第6章 シンガポールの航空貨物輸送の実態」は、東京工業大学
花岡伸也准教授と、当センター松田琢磨研究員の共著です。

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php


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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 戦前から戦後にかけて東海汽船の大島航路に就航していた「菊丸」
についての資料・写真がほしい。

A. 以下の資料がある。
「東海汽船80年のあゆみ」
「船舶史稿 海運会社船歴編 第17巻」
雑誌「ラメール」No.196(2009年5/6月号)

詳しい情報はコチラ!

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000179260

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5 海運ミニ知識

◆「○○マックス」

マンションのような客船に、ビルのような自動車船。あんなに大き
な船が沈まずに浮かんでいるのは不思議な気もしますが、理論上は
船はどんなに巨大になっても浮いて動くことができます。

ただ、実際には大きすぎると港に入れなかったり、水路や海峡を通
れなかったりします。それにより、船の大きさに制限があるのです。
この制限内の最大(maximum)サイズの船のことを、「○○マックス」
と呼ぶことがあります。

具体的には、パナマ運河を通れる最大サイズの船「パナマックス」、
スエズ運河を通れる最大サイズの船「スエズマックス」、ギニア共
和国のカムサ港(ボーキサイトの主要積出港)に入港できる最大サ
イズの船「カムサマックス」、マラッカ海峡を通れる最大サイズの
船「マラッカマックス」などです。

このうち、「パナマックス」は全長294m、幅32m、喫水12mでしたが、
2016年にパナマ運河の拡張工事が完了し、全長366m、幅49m、喫水15m
の船まで通航可能となりました。

<参考資料>
雑誌「月刊共有船」No.529(2017年9月)
上村宰著「検査官の思い出日誌 パート5」 他


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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は10月中旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
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お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
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HP:http://www.jpmac.or.jp/

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