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第29号(2017年8月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2017/8/22◆

日本海事センターメールマガジン =第29号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「第22回海事立国フォーラム」を開催します。
9月12日(火)、北海道函館市にて特別講演会「第22回海事立国
フォーラム」を開催します。
今回のテーマは「北海道と本州との交流の歴史と未来」。
詳しくは下記サイトをご覧ください。
URL  http://www.jpmac.or.jp/forum/?id=110

●海事図書館 

*4月より、下記3点が変更となっております。

1)入館最終受付時間        16時30分
2)複写サービスの提供終了時間   16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)

開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。

  8月の休館 : 土日祝日、14日(月)~18日(金)
  9月の休館 : 土日祝日

*都合により、当分の間、レファレンスサービスを一時休止
 させていただきます。
  
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【目次】
1 2017年7月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2017年7月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2017年7月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「2017年国際海運経済学会(IAME)参加報告」
 (2017年7月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2017年8月22日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2017年7月)145.5万TEU(8.0%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年5月)51.7万TEU(0.1%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2017年6月)140.4万TEU(6.7%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2017年6月)63.2万TEU(2.7%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比8.0%増で4か月連続のプラス。
2017年7月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比2.1%増の1,990ドル/TEUで10か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比0.1%の微減で、2か月連続のマイナス。
2017年7月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比5.7%増の740ドル/TEUで2か月ぶりのプラス。
・欧州往航は前年比6.7%増となり4か月連続のプラス。
2017年7月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比19.3%増の1,300ドル/TEUで15か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比2.7%減となり15か月ぶりのマイナス。
2017年7月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比95.1%増の1,190ドル/TEUで8か月連続のプラスに。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「世界の物流を変える中国の挑戦」
  小島末男著 ケイセイ出版発行 2017年3月刊行
  (所蔵番号:505552 請求記号:675/Ko39)

中国の国際物流政策に焦点を合わせ、海運、航空、陸上輸送を体系
的に論じた学術研究書。
ジェトロ北京センター所長、国士館大学教授をつとめた著者が、こ
れまでに発表した論文や寄稿文をまとめた一冊。

■「写真集日本の海事遺産」
  海事遺産写真集選定委員会編 中川洋監修
「海の日」特別行事実行委員会発行 2015年7月刊行
  (所蔵番号:505548 請求記号:M.09/Ka21)

20回目の海の日を記念して刊行された写真集。
日本各地の保存船や造船所跡、倉庫や燈台などの海事遺産が数多く
収録されている。


今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php

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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 戦前の日本の客船の寄港地を知りたい。

A. 海事彙報社発行「海事年鑑」(大正8年版~昭和17・18年版を所蔵)
で分かる。

詳しい情報はコチラ!

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065349

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5 海運ミニ知識

◆「SOS!」

救助を求める時に使われる「SOS」。元々は船舶の遭難信号でした。
遭難信号として国際的に認められたのは1908年。モールス信号にす
ると「...---...」となり、読みやすく、覚えやすく、打電しや
すいという理由で選ばれたのです。「Save Our Souls」「Save Our
Ships」の略語と言われることもありますが俗説で、文字自体に意味
はありません。

タイタニックが沈没した際にも使用されたSOSですが、現在は使用さ
れていません。1999年からは、船舶の遭難信号の発信には全世界的
な海上遭難・安全システム「GMDSS(Global Maritime Distress and
Safety System)」が使用されています。

なお、無線電話では「メーデー」の音声が遭難信号となっていますが、
「Mayday」の綴りは実は当て字。元はフランス語で「助けて」を意味
する「m'aidez」で、これを英語の表音式に綴ったものです。5月とは
関係がないのですね。

<参考資料>
「海に由来する英語事典」
ピーター D. ジーンズ著 成山堂書店発行 2009年10月刊行
(海事図書館所蔵番号:503888 請求記号:RM.03/J31) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は9月中旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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