第28号(2017年7月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2017/7/14◆
日本海事センターメールマガジン =第28号=
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=お知らせ=
●事務所移転のご案内
弊センター企画研究部は平成29年7月31日(月)より、オフィスフロアが
4階から8階へ移転しますのでお知らせ致します。
同ビル内のため所在地や電話番号に変更はございません。
●「第130回年齢制限のない若手勉強会」で当センター中村秀之研究員
が発表します。
主催:海事振興連盟
日時:平成29年7月24日(月)17:30~19:00
場所:日本船主協会役員会議室(海運ビル5F)
演題:「HNS条約*と同条約をめぐる最近の動向について」
*HNS条約は正式には「2010年の危険物質及び有害物質の海上輸送に関連する損害に
ついての責任並びに損害賠償及び補償に関する国際条約」と言い、主に有害な化学物
質、非持続性油、LNG、LPG等を海上輸送する際に生じた損害について、賠償・補償の
ための国際体制を構築する国際条約です。
会費:1,000円
申込先:海事振興連盟事務局(電話 03-3265-1926)
●「第22回海事立国フォーラム」を開催します。
9月12日(火)、北海道函館市にて特別講演会「第22回海事立国
フォーラム」を開催します。
今回のテーマは「北海道と本州との交流の歴史と未来」。
詳しくは下記サイトをご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/forum/?id=110
●海事図書館
*4月より、下記3点が変更となっております。
1)入館最終受付時間 16時30分
2)複写サービスの提供終了時間 16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)
開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。
7月の休館 : 土日祝日
8月の休館 : 土日祝日、14日(月)~18日(金)
*都合により、当分の間、レファレンスサービスを一時休止
させていただきます。
*夏季休館のお知らせ
8月14日(月)~18日(金)は夏季休館とさせていただきます。
利用者の皆様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解とご協力をお願いいたします。
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【目次】
1 2017年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2017年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2017年6月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
・「温暖化対策に係る海外船社の動向」
(2017年6月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2017年6月16日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2017年5月)145.0TEU(11.2%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年4月)51.7万TEU(9.4%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2017年5月)143.1万TEU(7.5%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2017年5月)64.0万TEU(0.7%増)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比11.2%増で3か月連続のプラス。
2017年6月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比19.0%増の1,940ドル/TEUで9か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比9.4%減で、11か月ぶりのマイナス。
2017年6月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比1.4%減の730ドル/TEUで3か月ぶりのマイナス。
・欧州往航は前年比7.5%増となり3か月連続のプラス。
2017年6月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比40.4%増の1,250ドル/TEUで14か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比0.7%増となり5か月連続のプラス。
2017年6月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比112.3%増の1,160ドル/TEUで5か月連続のプラスに。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「日本が運んだニッポン -客船時代のメニューデザイン-」
日本郵船歴史博物館編・発行 2017年4月刊行
(所蔵番号:505533 請求記号:RM.01/N77)
日本郵船歴史博物館で開催された企画展の図録です。
明治から昭和初期にかけて、日本郵船の客船で使われていたメニュー
カードを収録。日本らしい絵や写真が刷られたメニューカードは、
今見ても素敵なデザインです。
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php
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4 海事資料調べ方講座
過去に受けたご質問の中から。
Q. 2005年の時点で、ドバイポーツワールド(DPワールド)のコンテ
ナ取扱量は世界何位だったか?
A. 5位。
「世界のコンテナ船隊および就航状況」(日本郵船調査グループ編
日本海運集会所発行)に掲載されている、「グローバルオペレーター
上位10社(持分按分後)」という表で分かる。
詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000179234
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5 海運ミニ知識
◆「お別れの紙テープ」
船が出航する時、船上の乗客と見送る人々との間に色とりどりの紙
テープが翻る。
この風習を始めたのは、サンフランシスコで近江屋商店というデパ
ートを経営した日本人移民、森野庄吉と言われています。
1915年、パナマ運河開通を記念してサンフランシスコで開催された
万国博覧会に、東京の会社が商品を縛るための紙テープを出品しま
した。ところがほとんど売れませんでした。そこで、森野がこの紙
テープを安く買い取り、「送る人と、送られる人の、最後まで別れ
を惜しむ握手」の代わりにと宣伝し売り出したところ、大いに当た
ったということです。
現在もフェリーやクルーズ船の出航時に見られるこの風習。クルー
ズ船の出航の際には、船内で紙テープが配られることもあるそうで
すよ。
<参考資料>
「海の慣習と伝説」杉浦昭典著 舵社発行 1983年11月刊行
(海事図書館所蔵番号:0013100W 請求記号:M.04/Su48) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は8月中旬頃、配信予定です。
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日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
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お送りくださいますよう、お願いいたします。
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