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第27号(2017年6月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2017/6/19◆

日本海事センターメールマガジン =第27号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●海事図書館 

*4月より、下記3点が変更となっております。

1)入館最終受付時間        16時30分
2)複写サービスの提供終了時間   16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)

開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。

  6月の休館 : 土日祝日
  7月の休館 : 土日祝日

*都合により、当分の間、レファレンスサービスを一時休止
 させていただきます。

*夏季休館のお知らせ
 8月14日(月)~18日(金)は夏季休館とさせていただきます。
 利用者の皆様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、
 ご理解とご協力をお願いいたします。
  
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【目次】
1 2017年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2017年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2017年5月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「2017年第一四半期における欧州復航荷動きの動向」
(2017年5月:日刊CARGO)

・「2010年HNS条約の発効に向けた動き」
(2017年5月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2017年6月16日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2017年5月)145.0TEU(11.2%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年3月)60.4万TEU(6.4%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2017年4月)130.6万TEU(1.3%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2017年4月)64.6万TEU(0.3%増)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比11.2%増で3か月連続の二桁増。
2017年5月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比35.6%増の2,210ドル/TEUで8か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比6.4%増で、10か月連続のプラス。
2017年5月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比1.4%増の740ドル/TEUで2か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比1.3%増となり2か月連続のプラス。
2017年5月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は、
前年比40.9%増の1,240ドル/TEUで13か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比0.3%増となり4か月連続のプラス。
2017年5月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比100.0%増の1,160ドル/TEUで5か月連続のプラスに。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「ロジスティクス管理の方法」
  高田富夫著 山縣記念財団発行 
  2017年3月刊行
  (所蔵番号:505527 請求記号:675/Ta28)

本書は学部および大学院で行ってきたロジスティクス論の講義内容
をベースに、講義では触れなかったロジスティクス管理のより進ん
だ内容を追加して、ロジスティクス論を体系化して著わしたもので
ある。
(「はしがき」より抜粋)
 
■「船舶史稿 資料編 輸入船船舶史 第5巻 (昭和期戦後編)」
  船舶部会「横浜」船舶史稿編纂チーム編・発行 2016年11月刊行
  (所蔵番号:505531 請求記号:M.2110/Se55/V.5)

2015年から刊行されてきた、輸入船船舶史の最終巻。
我が国では海外からの輸入船が活躍してきたが、輸入船についての
記録は少なく、まとまった資料もない。船舶部会「横浜」のメンバ
ーが、あちこちに散在している輸入船の記録を集めまとめた。

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php

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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q.1930年から1945年にかけての、日本の船腹量や船員数の推移を見たい。

A.海事彙報社発行「海事年鑑」に掲載されている。

詳しい情報はコチラ!

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000179234

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5 海運ミニ知識

◆「船の煙突、ファンネル」

船のイラストには、大きな煙突から煙が吐き出される様子が描かれ
ているものが多くあります。このように船といえば煙突が付き物で
すが、実はエンジンの技術が進んだ現代の船は排気ガスが少なく、
あんなに大きな煙突は必要ありません。それなのになぜ今も大きな
煙突がついているのか? それは、煙突が船会社を識別する看板の
ようなものだからです。

煙突にはそれぞれ色やマークが付いています。船の煙突のことをフ
ァンネルといいますが、煙突のマークはファンネルマークと呼ばれ、
ファンネルマークを見ればどこの会社の船かすぐに分かるのです。

また、クルーズ客船のファンネルには凝った造りのものが多く、鯨
のしっぽをイメージしたものや、ファンネルの中腹に展望ラウンジ
を設けたもの、裏側にロッククライミングウォールがあるものなど
もあるそうですよ。

<参考資料>
「目指せ!クルーズアドバイザー 旅行業界人必携の書クルーズ一
問一答」池田良穂,山田廸生,沢木泰昭著・監修
海事プレス社発行 2004年4月刊行
(海事図書館所蔵番号:502190 請求記号:M.55/I32) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7月中旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル4F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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