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第117号(2024年12月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/12/27◆

日本海事センターメールマガジン =第117号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●「第35回海事立国フォーラムin東京2025」を開催いたします。

◆開催日時:2025年2月5日(水)13:30~18:00(YouTube配信あり)
◆場  所:東京都千代田区 海運ビル国際ホール

【開会挨拶】(公財)日本海事センター会長 宿利 正史

【基調講演】「海事産業の強化に向けた海事人材の確保・育成」
       国土交通省海事局長 宮武 宜史 氏

【講演1】 「自動運航船社会実装に向けた今後の展望と人材育成」
      東京海洋大学学術研究院海洋電子機械工学部門 教授 清水 悦郎 氏

【講演2】 「代替燃料船の導入に向けた海事人材の確保と育成」
      (一財)日本海事協会 認証・海技部長 斎藤 直樹 氏

【講演3】 「外航海運業における人材の確保と育成」
      (一社)日本船主協会副会長 土屋 恵嗣 氏

【講演4】 「内航海運業における船員確保と育成」
      日本内航海運組合総連合会副会長 藏本 由紀夫 氏

【講演5】 「JMETSにおける取組と展望」
      (独)海技教育機構理事長 田島 哲明 氏

【パネルディスカッション】            
モデレーター:
(公財)日本海事センター海運問題研究会会長・海事人材問題委員会委員長
      (神戸大学大学院リサーチフェロー)羽原 敬二 氏
パネリスト :講演者6名

【閉会挨拶】(公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆

参加費:無料

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
 https://www.jpmac.or.jp/application/F752847/

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●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

※年末年始は12月27日(金)から1月5日(日)まで休館いたします。
 新年は1月6日(月)より開館いたします。

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/

●海事図書館蔵書テーマ展示「物流を知る」開催のお知らせ

海事図書館では、蔵書のテーマ展示「物流を知る」を
1月6日(月)より開催予定です。

詳細はホームページにて近日公開予定です。お楽しみに。

https://www.jpmac.or.jp/library/information/

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【目次】
1 2024年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2024年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/C202412.pdf

・「韓国の船員教育・海技資格制度」

(2024年12月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年12月24日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年11月)1,816,805TEU(18.7%増)
《11月単月で過去最高を更新 ※速報値(20年11月:179.9万TEU)》

北米復航(米国からアジア)(2024年9月)445,204TEU(12.8%減)
《24年第3四半期は、前年同期比5.5%減の137.9万TEU》

欧州往航(アジアから欧州)(2024年10月)1,502,657TEU(18.2%増)

欧州復航(欧州からアジア)(2024年10月)517,000TEU(11.2%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比18.7%増で14か月連続のプラス。
2024年11月の北米往航運賃指数は、前年比98.0%増の5,198ドル/40ftで
11か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比12.8%減で3か月連続のマイナス。
2024年11月の北米復航運賃指数は、前年比6.9%減の918ドル/40ftで
28か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比18.2%増で2か月ぶりのプラス。
2024年11月の欧州往航運賃指数は、前年比168.7%増の4,729ドル/40ftで
11か月連続のプラス。

・欧州復航は、前年比11.2%減で2か月連続のマイナス。
2024年11月の欧州復航運賃指数は、前年比7.1%増の737ドル/40ftで
11か月連続のプラス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「日本の内航海運と事故防止 事業者の安全への取り組みと国の制度」
 竹本七海著 法律文化社発行
 2024年10月刊行(所蔵番号:506360 請求記号:M.56/Ta63)

内航海運の事故防止と安全向上のためにすべきこととは何か。内航
海運業の歴史的発展過程を考察し、日本の内航海運業の特質を明ら
かにしたうえで、船舶事故と労働災害の分析、安全確保に関する公
的制度と事業者による安全対策を検討する。(出版社webページより)

■「一望千里 1・2」
 板家茂雄著,発行
 2024年11月刊行(所蔵番号:506351,506352 請求記号:M.04/I88)

雑誌「Container Age」に山本三郎の筆名で寄稿した連載「一望千
里」を中心にまとめられている。先哲の言葉を枕とした随筆や、海
運・物流をテーマにした架空座談会など、読み応え充分。

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q. 船のファンネルマークが一覧になったような資料はないか。

A. 以下の資料がある。
「Shipping company colours」
「Fifty dynamic years」
「Brown's flags and funnels of shipping companies of the world. 9th ed.」
「船舶煙突マーク集(新訂版)」

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000360812


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5 海運ミニ知識

◆「CIQ」

CIQとは、税関Customs・出入国管理Immigration・検疫Quarantineの
頭文字からとった略称で、貿易上必要な手続きや施設のことです。

税関では、輸出入される貨物の検査を行い、関税の徴収や輸入の許
可を行います。違法な品物が輸出入されないよう、密輸の取締りも
厳重に行っています。

出入国管理ではパスポートの確認や不審な人物のチェックが行われ、
密航などを阻止しています。

検疫は伝染病などの上陸を阻止しています。人や動物だけでなく、
食品や植物についても検査を行っています。

<参考資料>
「面白いほどよくわかる船のしくみ
船の起源から、種類・構造・走るメカニズムまで」
賞雅寛而著 日本文芸社発行 2009年10月刊行
(海事図書館所蔵番号:503950 請求記号:550.4/Ta41) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は1月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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