第116号(2024年11月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/11/29◆
日本海事センターメールマガジン =第116号=
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=お知らせ=
●「第35回海事立国フォーラムin東京2025」を開催いたします。
◆開催日時:2025年2月5日(水)13:30~18:00(YouTube配信あり)
◆場 所:東京都千代田区 海運ビル国際ホール
【開会挨拶】(公財)日本海事センター会長 宿利 正史
【基調講演】「海事産業の強化に向けた海事人材の確保・育成」
国土交通省海事局長 宮武 宜史 氏
【講演1】 「自動運航船社会実装に向けた今後の展望と人材育成」
東京海洋大学学術研究院海洋電子機械工学部門 教授 清水 悦郎 氏
【講演2】 「代替燃料船の導入に向けた海事人材の確保と育成」
(一財)日本海事協会 認証・海技部長 斎藤 直樹 氏
【講演3】 「外航海運業における人材の確保と育成」
(一社)日本船主協会副会長 土屋 恵嗣 氏
【講演4】 「内航海運業における船員確保と育成」
日本内航海運組合総連合会副会長 藏本 由紀夫 氏
【講演5】 「JMETSにおける取組と展望」
(独)海技教育機構理事長 田島 哲明 氏
【パネルディスカッション】
モデレーター:
(公財)日本海事センター海運問題研究会会長・海事人材問題委員会委員長
(神戸大学大学院リサーチフェロー)羽原 敬二 氏
パネリスト :講演者6名
【閉会挨拶】(公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆
参加費:無料
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/F752847/
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●海事図書館からのお知らせ
12月23日(月)は、都合により13時30分開館となります。
ご不便をおかけしますが、ご了承のほどお願い申し上げます。
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
※年末年始は12月27日(金)から1月5日(日)まで休館いたします。
新年は1月6日(月)より開館いたします。
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「船に乗ってきました」開催のお知らせ
海事図書館では、蔵書テーマ展示「船に乗ってきました」を開催中です。
蔵書テーマ展示「船に乗ってきました」
開催期間:2024年10月7日(月)から12月26日(木)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:39冊
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=21
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【目次】
1 2024年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2024年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202475.pdf
・「万国海法会第44回国際会議が東京で開催される」
(2024年11月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年11月26日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年10月)1,934,971TEU(10.9%増)
《10月単月で過去最高を更新 ※速報値(20年10月:189.8万TEU)》
北米復航(米国からアジア)(2024年8月)463,156TEU(1.6%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2024年9月)1,415,410TEU(0.3%減)
《24年第3四半期は、前年同期比6.9%増の463.9万TEU》
欧州復航(欧州からアジア)(2024年9月)479,015TEU(10.9%減)
《24年第3四半期は、前年同期比3.7%減の152.7万TEU》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比10.9%増で13か月連続のプラス。
2024年10月の北米往航運賃指数は、前年比133.2%増の5,707ドル/40ftで
10か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比1.6%減で2か月連続のマイナス。
2024年10月の北米復航運賃指数は、前年比0.5%減の970ドル/40ftで
27か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比0.3%減で19か月ぶりのマイナス。
2024年10月の欧州往航運賃指数は、前年比163.0%増の4,003ドル/40ftで
10か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比10.9%減で2か月ぶりのマイナス。
2024年10月の欧州復航運賃指数は、前年比10.5%増の770ドル/40ftで
10か月連続のプラス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「日本の海洋法制度の展望」
坂元茂樹,植木俊哉,西本健太郎編 有信堂高文社発行
2024年9月刊行(所蔵番号:506335 請求記号:329.26/Ku61)
海洋法秩序の課題を真正面から分析し今後を展望
日本海洋法研究会叢書の最終巻として、日本における様々な海洋法
をめぐる課題について真正面から分析し、今後を展望する。
(出版社webページより抜粋)
■「傭船契約の実務的解説 3訂版」
谷本裕範,宮脇亮次著 成山堂書店発行
2023年12月刊行(所蔵番号:506336 請求記号:M.083/Ta88)
裸傭船、定期傭船、航海傭船これらについてのポイントを民法・商
法の典拠を明らかにし、様々な契約書式のBARECON、BALTIME、NYPE
を用いて、国内外の契約に関する争議の判例も挙げながら実務上の
注意点を解説。(出版社webページより抜粋)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
1980年代以降の日本における造船業再編による設備の削減について
調査している。削減前と削減後の、大手造船所と中手造船所の数字
の変化が分かる資料はないか。
A.
以下の資料が参考になる。
「造船不況の記録2 構造調整と活性化」
「造船統計要覧」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000359659
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5 海運ミニ知識
◆「港の種類」
日本には様々な港があります。まず大きく分けて「港湾」と「漁港」。
これは単に利用する船の種類で分けているのではなく、所管省庁と
適用される法律が違います。港湾は国土交通省が所管し港湾法を適
用、漁港は水産庁が所管し漁港法が適用されます。
さらに「港湾」は港湾法によって重要港湾と地方港湾に分けられま
す。重要港湾は「国際海上輸送網又は国内海上輸送網の拠点となる
港湾その他の国の利害に重大な関係を有する港湾で政令で定めるも
の」と定義されており、全国に102港あります。また、重要港湾のう
ち5港は「国際戦略港湾」、18港は「国際拠点港湾」に指定されてい
ます。
<参考資料>
「ビジュアル図解まるごと!船と港」
森隆行著 同文舘出版発行 2008年3月刊行
(海事図書館所蔵番号:503428 請求記号:550.4/Mo45) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は12月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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◆日本海事センターホームページ
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HP:https://www.jpmac.or.jp/