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第113号(2024年8月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/8/30◆

日本海事センターメールマガジン =第113号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●「第34回海事立国フォーラムin北海道2024」を開催いたします。

◆第34回海事立国フォーラムin北海道2024
「ゼロカーボン社会の実現を目指して~海事における脱炭素化への挑戦~」

◆開催日時:2024年10月10日(木)14:00~18:00(YouTube配信あり)
◆場  所:グランドホテルニュー王子3階「グランドホール南」

【開会挨拶】 (公財)日本海事センター会長 宿利 正史

【来賓挨拶】 北海道知事 鈴木 直道 氏(予定)
       北海道運輸局長 井上 健二 氏
       苫小牧市長 岩倉 博文 氏

【講  演】「商船三井グループの脱炭素社会に向けたチャレンジ」(仮)
       株式会社商船三井代表取締役社長執行役員 橋本 剛 氏
                                  
【講  演】「次世代半導体の国産化と脱炭素型輸送システムへの取組」
       Rapidus株式会社生産管理部ディレクター 上田 保夫 氏

【パネルディスカッション】
「ゼロカーボンに向けた取組と今後の展望
~北海道における海事・物流・港湾の取組を中心に~」
モデレーター:
(公財)日本海事センター客員研究員 兼
拓殖大学商学部教授 松田 琢磨
パネリスト:
出光興産株式会社北海道製油所副所長 飯沼 牧子 氏
北海道大学大学院工学研究院教授 石井 一英 氏
北海道運輸局次長 鵜山 久 氏
北海道経済部資源エネルギー局長 兼
ゼロカーボン推進局風力担当局長 西岡 孝一郎 氏
(※パネリストは五十音順です)

【閉会挨拶】 (公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆

参 加 費:無料

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
 https://www.jpmac.or.jp/application/F674135/ 

※2024年10月3日(木)締め切り・先着200名となります。

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●「第11回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第11回JMC海事振興セミナー
「東アジアにおけるサプライチェーンの拡大と国際コンテナ港湾の変貌
~我が国の国際コンテナ港湾の戦略と展開を考える~」

◆開催日時:2024年9月13日(金) 14:00~16:30(予定)
◆開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
( ※会場参加は定員となりましたので、締め切らせていただきました。)

◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)

「東アジアのサプライチェーンの拡大と国際コンテナ港湾の変貌」
  日本港湾経済学会会長/
  九州国際大学現代ビジネス学部地域経済学科教授 男澤 智治 氏

【事例紹介】
「今注目を浴びている中国・欽州港と
 ベトナム・カイメップチーバイ港における取組と物流網の変貌」
 (公財)日本海事センター 企画研究部 客員研究員 福山 秀夫

「国際コンテナ戦略港湾の機能強化策について」
  国土交通省 港湾局 港湾経済課長 澤田 孝秋 氏

「阪神港における基幹航路の維持・拡大への取り組み」
  阪神国際港湾(株)代表取締役社長 木戸 貴文 氏

【パネルディスカッション】
  モデレーター:男澤 智治 氏 
  パネリスト: 澤田 孝秋 氏 木戸 貴文 氏 福山 秀夫
【総括コメント】 男澤 智治 氏 
             
参 加 費:無料
申込期限:9月11日(水)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S527941/


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●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/

●海事図書館蔵書テーマ展示「太平洋戦争と商船」開催のお知らせ

海事図書館では、蔵書のテーマ展示「太平洋戦争と商船」を開催中です。

蔵書テーマ展示「太平洋戦争と商船」
開催期間:2024年7月8日(月)から9月27日(金)
     平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:48冊

展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=20

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●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru


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【目次】
1 2024年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2024年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202474.pdf

・「IMO第111回法律委員会の審議の結果と動向」

(2024年8月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年8月27日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年7月)1,979,060TEU(19.1%増)
《7月単月で過去最高を更新 ※速報値(22年7月:182.5万TEU)》

北米復航(米国からアジア)(2024年5月)509,238TEU(1.0%増)

欧州往航(アジアから欧州)(2024年6月)1,591,017TEU(8.0%増)
《24年上半期累計は、前年同期比6.7%増の874.7万TEU(速報値)》

欧州復航(欧州からアジア)(2024年6月)537,854TEU(0.1%減)
《24年上半期累計は、前年同期比0.3%増の318.6万TEU(速報値)》

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比19.1%増で10か月連続のプラス。
2024年7月の北米往航運賃指数は、前年比273.4%増の8,610ドル/40ftで
7か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比1.0%増で2か月連続のプラス。
2024年7月の北米復航運賃指数は、前年比11.1 %減の944ドル/40ftで
24か月連続のマイナス。

・欧州往航は前年比8.0%増で16か月連続のプラス。
2024年7月の欧州往航運賃指数は、前年比368.2%増の8,728ドル/40ftで
7か月連続のプラス。

・欧州復航は、、前年比0.1%減で2か月ぶりのマイナス。
2024年7月の欧州復航運賃指数は、前年比19.8%増の877ドル/40ftで
7か月連続のプラス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「海の人類史 パイオニアたちの100万年」
 東京大学総合研究博物館編・発行 海文堂出版発売
 2024年7月刊行(所蔵番号:506303 請求記号:RM.01/To46)

人類が海と向き合いはじめてから今に至る100万年の壮大な歴史を、
豊富な画像で振り返る1冊。人間と海に関心がある全ての方へ。
本書は、インターメディアテク(東京大学総合研究博物館が日本郵
便株式会社と協働で運営する展示施設)における2024年度夏季特別
展示「海の人類史 パイオニアたちの100万年」の展示図録・参考
書である。
(出版社webページより)

■「港町巡礼 海洋国家日本の近代」
 稲吉晃著 吉田書店発行
 2022年11月刊行(所蔵番号:506302 請求記号:M.9310/I54)

島国・日本にとって海外への唯一の窓口であった港。各地の15の港
町を巡りながら、近代日本の政治と社会を描く野心的な試み。
「港町からみた政治史」へようこそ!  
函館、石巻、小名浜、東京、横浜、湘南、舞鶴、宮津、大阪、神戸、
広島、下関、博多、長崎、基隆(キールン)……図版、写真多数。
(出版社webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
LNGの荷主企業が抱えている船舶保有者リストはないか。

A.
以下の資料がある。
テックスレポート「ガス年鑑」


詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000354639


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5 海運ミニ知識

◆「船で使う水」

海の上を進む船は、水に囲まれています。しかし、海水をそのまま
船の中で使うわけではありません。船には海水を淡水に変える造水
機が搭載されています。海水を沸騰させ、蒸発した水を集めると淡
水ができます。こうして作られた淡水は、風呂や洗濯などに使われ
ます。

このように造水機で大量に淡水を作れるようになったのは1980年代
になってから。それまでは、海水をそのまま風呂に使っていたそう
です。

ただし、造水機で作った水は飲用には向きません。そのため、飲用
の水は港で積み込み、専用のタンクに貯蔵しておきます。

<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は9月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp

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