メールマガジン

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第111号(2024年6月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/6/28◆

日本海事センターメールマガジン =第111号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●「第10回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第10回JMC海事振興セミナー
「自動運航船に関する民事責任をめぐる諸課題」

◆開催日時:2024年7月10日(水)13:30~15:30
◆開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
※会場参加は定員となりましたので、締め切らせていただきました
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)

【講演1】
「国際海事機関(IMO)法律委員会、MSC-LEG-FAL共同作業部会(MASS-JWG)
 での審議動向」
  東京大学大学院法学政治学研究科 教授 後藤 元 氏
  (IMO MSC-LEG-FAL共同作業部会共同議長)                                     

【講演2】
「国内外での議論の動向を踏まえたMASSに関する民事責任の考え方」
  慶應義塾大学法学部 教授 南 健悟 氏                               

【パネルディスカッション】
  コーディネーター:東京大学大学院法学政治学研究科 教授 藤田 友敬 氏
  パネリスト   :後藤 元 氏、南 健悟 氏
             
参 加 費:無料
申込期限:7月8日(月)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S438529/


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●公益事業学会賞を受賞いたしました。

2024年6月8日に慶応義塾大学にて開催された公益事業学会総会において、
当センター参与 大須賀英郎著「船舶事故調査~タイタニック、洞爺丸から
運輸安全委員会まで~」が、公益事業学会賞を受賞いたしました。

詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jspu-koeki.jp/gakkaisi/jyusyo_sakuhin2023.html


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●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/

●海事図書館蔵書テーマ展示「太平洋戦争と商船」開催のお知らせ

海事図書館では、蔵書のテーマ展示「太平洋戦争と商船」を
7月8日(月)より開催予定です。

詳細はホームページにて近日公開予定です。お楽しみに。

https://www.jpmac.or.jp/library/information/

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●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru


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【目次】
1 2024年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2024年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202471.pdf

・「トン数標準税制:スイスにおける議論」

(2024年6月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年6月21日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年5月)1,671,368TEU(8.5%増)
《中国積みが前年同月比6.1%増、ASEAN積みが同17.7%増加》

北米復航(米国からアジア)(2024年3月)538,418TEU(2.5%減)
《24年第1四半期は、前年同期比3.2%減の149.7万TEU》

欧州往航(アジアから欧州)(2024年4月)1,507,636TEU(4.4%増)
《14か月連続の増加、中華地域積みは6.3%増》

欧州復航(欧州からアジア)(2024年4月)528,852TEU(3.4%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比8.5%増で8か月連続のプラス。
2024年5月の北米往航運賃指数は、前年比136.7%増の5,158ドル/40ftで
5か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比2.5%減で3か月連続のマイナス。
2024年5月の北米復航運賃指数は、前年比25.2%減の916ドル/40ftで
22か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比4.4%増で14か月連続のプラス。
2024年5月の欧州往航運賃指数は、前年比156.4%増の5,568ドル/40ftで
5か月連続のプラス。

・欧州復航は、前年比3.4%減で2か月連続のマイナス。
2024年5月の欧州復航運賃指数は、前年比26.9%増の1,025ドル/40ftで
5か月連続のプラス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「世界港湾史 世界の港と水運ネットワークの発達史」
 関口信一郎著 亜璃西社発行
 2023年10月刊行(所蔵番号:506262 請求記号:M.9200/Se27)

古代から人類の経済活動を支えてきた海上交易と港の発展史を、世
界的スケールで繙く初の通史。ヴェネチア、アムステルダム、ニュ
ーヨークなど世界の主要港が、地理的条件や経営戦略から独自の発
展を遂げた変遷を一望する。(出版社webページより)

■「平野丸、Uボートに撃沈さる 第一次大戦・日英秘話」
 島崎淳著 五月書房新社発行
 2024年4月刊行(所蔵番号:506261 請求記号:M.2110/Sh45)

平野丸(日本郵船)とは、イギリスと日本を結んだ定期旅客船。第
一次大戦末期、ドイツのUボートに撃沈され多くの犠牲者を出した。
そして海沿いの英国の村に流れ着いた日本人らの遺体を、地元住民
が手厚く埋葬した。それから100年。長い年月の中で失われた墓
標を再建しようと、英国の人々が立ち上がった。
(出版社webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
コンテナを船に積載するやり方を説明している書籍はあるか。

A.
積載方法に触れている以下の書籍を紹介した。

「国際海上コンテナ輸送概論」
「MOL JAPAN物流入門」
「港湾荷役のQ&A 改訂増補版」
「港で働く人たち」
「最新版受渡実務マニュアル 輸出編」

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000351691

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5 海運ミニ知識

◆「シップリサイクル」

役目を終えた船は解体されますが、ゴミになるわけではありません。
船は重量ベースで95%程度がリサイクル可能と言われており、鋼材、
機器、部品などが再利用されています。

船の解体は、バングラデシュ、インド、トルコなどで主に行われて
います。以前は有害物質による海洋汚染や、安全対策の不備による
作業員の死傷事故が多くあったため、2009年にIMOでシップリサイク
ル条約が採択されました。現在では各国で条約の批准が進んで、安
全に解体ができるようになりつつあります。

<参考資料>
「最新図解船の科学 基本原理からSDGs時代の技術まで」
池田良穂著 講談社発行 2023年6月刊行
(海事図書館所蔵番号:506150 請求記号:550.4/I32) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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