第110号(2024年5月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/5/31◆
日本海事センターメールマガジン =第110号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●「第10回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。
◆第10回JMC海事振興セミナー
「自動運航船に関する民事責任をめぐる諸課題」
◆開催日時:2024年7月10日(水)13:30~15:30
◆開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
※若干名、会場での参加が可能です。
なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)
【講演1】
「国際海事機関(IMO)法律委員会、MSC-LEG-FAL共同作業部会(MASS-JWG)
での審議動向」
東京大学大学院法学政治学研究科 教授 後藤 元 氏
(IMO MSC-LEG-FAL共同作業部会共同議長)
【講演2】
「国内外での議論の動向を踏まえたMASSに関する民事責任の考え方」
慶應義塾大学法学部 教授 南 健悟 氏
【パネルディスカッション】
コーディネーター:東京大学大学院法学政治学研究科 教授 藤田 友敬 氏
パネリスト :後藤 元 氏、南 健悟 氏
参 加 費:無料
申込期限:7月8日(月)まで
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S438529/
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●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「写真で見るみなと」開催のお知らせ
海事図書館では、蔵書のテーマ展示「写真で見るみなと」を開催中です。
蔵書テーマ展示「写真で見るみなと」
開催期間:2024年4月8日(月)から6月28日(金)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:38冊
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=19
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●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru
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【目次】
1 2024年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2024年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202460.pdf
・「洋上風力発電に係る作業員輸送規制に関する動向」
(2024年5月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年5月28日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年4月)1,581,499TEU(4.6%増)
《ASEAN積みが前年同月比17.7%増、南アジア積みが同24.5%増加》
北米復航(米国からアジア)(2024年2月)475,255TEU(5.4%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2024年3月)1,441,952TEU(1.4%増)
《24年第1四半期は、前年同期比7.7%増の409.5万TEU》
欧州復航(欧州からアジア)(2024年3月)562,139TEU(2.9%減)
《24年第1四半期は、前年同期比0.7%増の158.0万TEU》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比4.6%増で7か月連続のプラス。
2024年4月の北米往航運賃指数は、前年比71.5%増の3,825ドル/40ftで
4か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比5.4%減で2か月連続のマイナス。
2024年4月の北米復航運賃指数は、前年比27.2%減の927ドル/40ftで
21か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比1.4%増で13か月連続のプラス。
2024年4月の欧州往航運賃指数は、前年比69.1%増の3,725ドル/40ftで
4か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比2.9%減で3か月ぶりのマイナス。
2024年4月の欧州復航運賃指数は、前年比24.8%増の1,087ドル/40ftで
4か月連続のプラス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「船長のための海洋関係法 海洋の自由と法秩序」
逸見真著 海文堂出版発行
2023年9月刊行(所蔵番号:506246 請求記号:329.26/H52)
商船の船長、航海士、それらを目指す学生が学んでおくべき国際法、
海洋法、関連する国内法についての概説書。法理、法原則の説明に
は豊富な事例を加え、重要なトピックはコラムとして解説し、内容
を充実させた。船長経験者として海技大学校での実務教育に従事し
た後、東京海洋大学で法律学の教鞭をとる著者集大成の一冊。
(出版社webページより)
■「御船印でめぐる船旅 御船印めぐりプロジェクト公式ガイドブック」
地球の歩き方編集室編 地球の歩き方発行
2024年5月刊行(所蔵番号:506247 請求記号:M.55/C44)
日本全国を船でめぐって集める「御船印」。本書は2021年4月に始
まった「御船印めぐりプロジェクト」公式本の第二弾です。北海道
から沖縄まで全国100社以上の御船印や船情報はもちろん、寄港地
の見どころや名産品、ご当地グルメまで紹介します。
(出版社webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
昭和30年代から40年代頃、船で脱脂粉乳を輸入している様子を撮っ
た写真を入手したい。
A.
次の資料に写真が掲載されている。
「報道写真が映す戦後の横浜港 神奈川新聞社創業125周年記念」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000350539
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5 海運ミニ知識
◆「RORO船とLOLO船」
RORO船とLOLO船。日本語読みではどちらも「ろーろーせん」または
「ろろせん」ですが、全く別のものです。ROROもLOLOも貨物の積み
おろし方法のことで、ROROはRoll on Roll off、LOLOはLift on
Lift offの略です。
RORO船には車が走れる出入口(ランプウェイ)があり、貨物を積ん
だトレーラーやトラックをそのまま運べます。目的地に着いたらま
たトレーラーやトラックを運転して降ろします。
LOLO船はクレーンを使って貨物を船に積みおろしします。コンテナ
船がまさにLOLO船です。
LOLO船の方がたくさんの荷物を積めますが、RORO船はクレーンなど
の荷役設備のない小さな港でも積みおろしができるため、内航でよ
く使われています。
<参考資料>
「みんなが知りたい船の疑問100」
池田良穂著 ソフトバンククリエイティブ発行 2010年8月刊行
(海事図書館所蔵番号:504194 請求記号:550.4/I32) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は6月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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