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第109号(2024年4月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/4/30◆

日本海事センターメールマガジン =第109号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●「第9回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第9回JMC海事振興セミナー
「国際海運におけるチョークポイントの動向と海上コンテナ輸送への影響」

◆開催日時:2024年5月9日(木)14:00~16:00
◆開催方法:ハイブリッド形式(Zoomウェビナー併用)
※若干名、会場での参加が可能です。
  なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)

【講演1】
「国際海運におけるチョークポイントの動向について
        ‐スエズ運河、パナマ運河を中心に‐」
 (公財)日本海事センター 企画研究部 研究員 後藤 洋政

【講演2】
「海上コンテナ輸送の現状、事業者の対応、今後の展望」
  日本郵船(株) 調査グループ グループ長代理 原 源太郎 氏 
 
【講演者との鼎談】
 モデレーター:
 (公財)日本海事センター客員研究員(拓殖大学商学部教授) 松田 琢磨
 パネリスト:原 源太郎 氏、後藤 洋政
             
参 加 費:無料
申込期限:5月7日(火)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S762836/

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●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/

●海事図書館蔵書テーマ展示「写真で見るみなと」開催のお知らせ

海事図書館では、蔵書のテーマ展示「写真で見るみなと」を開催中です。

蔵書テーマ展示「写真で見るみなと」
開催期間:2024年4月8日(月)から6月28日(金)
     平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:38冊

展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=19

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●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru


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【目次】
1 2024年4月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2024年4月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202470.pdf

・「台湾のトン数標準税制」

(2024年4月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年4月23日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年3月)1,572,401TEU(27.1%増)
《中国積みが前年同月比26.7%増、ASEAN積みが同31.4%増加》

北米復航(米国からアジア)(2024年1月)476,395TEU(3.1%減)

欧州往航(アジアから欧州)(2024年2月)1,195,446TEU(17.8 %増)
《12か月連続の増加、中華地域積みは29.1%増》

欧州復航(欧州からアジア)(2024年2月)537,798TEU(4.3%増)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比27.1%増で6か月連続のプラス。
2024年3月の北米往航運賃指数は、前年比103.6%増の4,976ドル/40ftで
3か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比3.1%減で5か月ぶりのマイナス。
2024年3月の北米復航運賃指数は、前年比31.1 %減の943ドル/40ftで
20か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比17.8%増で12か月連続のプラス。
2024年3月の欧州往航運賃指数は、前年比74.4%増の4,002ドル/40ftで
3か月連続のプラス。

・欧州復航は、前年比4.3%増で2か月連続のプラス。
2024年3月の欧州復航運賃指数は、前年比17.1%増の1,157ドル/40ftで
3か月連続のプラス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「Q&A海事・物流・貿易の契約実務と危機管理 
基本実務から運送契約、傭船契約、船荷証券、海難事故対応までトータルカバー」
 大口裕司著 中央経済社発行
 2023年2月刊行(所蔵番号:506234 請求記号:M.08/O51)

基礎となる民商法の知識、債権回収、コンプライアンス対応などを
踏まえ、海事・物流・貿易に係る契約実務・危機管理をフォロー。
物の製造・販売・流通に関わる現場担当者も必携。
(出版社webページより)

■「船の基本 船のスペシャリストを目指す人のための入門書」
 池田良穂著 海文堂出版発行
 2023年10月刊行(所蔵番号:506236 請求記号:550.4/I32)

船舶工学の第一人者である著者が送る<船の専門家を目指す人のた
めの入門書>の決定版。第1章「船とは」から始め、船の分類、用途、
材料、構造、設備、建造、メンテナンスと修繕、法規、速力など、
全14章にて、わかりやすく解説。イラストや写真を豊富に掲載し、
最新鋭の船舶技術も紹介する。(出版社webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
1975年頃にマラッカ・シンガポール海峡で起きた「タンカー祥和丸
座礁事故」について書かれた資料はないか。

A.
以下の雑誌記事がある。

「祥和丸の座礁事故」
「裁決速報 汽船祥和丸乗揚事件」
「事故の記録 祥和丸乗揚事件(第一審裁決)」
「祥和丸事故と国際海峡通航権」

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000349340

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5 海運ミニ知識

◆「航行区域」

全ての船が、世界中どこへでも行けるわけではありません。日本では
船舶安全法により、船舶の航行区域が定められています。航行区域の
違いに従い、船の大きさや形、設備や船員数なども変わってきます。

船舶安全法で定められた航行区域には、以下の4区域があります。

平水区域:湖や川、港内など(湖の遊覧船、港内で働くタグボート等)。

沿海区域:海岸から20海里以内の水域と、特定の定められた水域。

近海区域:東は東経175度、南は南緯11度、西は東経94度、北は北緯
63度の線により囲まれた水域。
(マラッカ海峡からカムチャツカ半島までを含む)

遠洋区域:すべての水域。

<参考資料>
「海洋船舶の科学」船と海の研究会編著 菅野照造監修 
日刊工業新聞社発行 2008年4月刊行
(海事図書館所蔵番号:503525 請求記号:550.4/F89) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は5月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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