第108号(2024年3月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2024/3/29◆
日本海事センターメールマガジン =第108号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●「第9回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。
◆第9回JMC海事振興セミナー
「国際海運におけるチョークポイントの動向と海上コンテナ輸送への影響」
◆開催日時:2024年5月9日(木)14:00~16:00
◆開催方法:ハイブリッド形式(Zoomウェビナー併用)
※若干名、会場での参加が可能です。
なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)
【講演1】
「国際海運におけるチョークポイントの動向について
‐スエズ運河、パナマ運河を中心に‐」
(公財)日本海事センター 企画研究部 研究員 後藤 洋政
【講演2】
「海上コンテナ輸送の現状、事業者の対応、今後の展望」
日本郵船(株) 調査グループ グループ長代理 原 源太郎 氏
【講演者との鼎談】
モデレーター:
(公財)日本海事センター客員研究員(拓殖大学商学部教授) 松田 琢磨
パネリスト:原 源太郎 氏、後藤 洋政
参 加 費:無料
申込期限:5月7日(火)まで
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S762836/
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●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
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●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru
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【目次】
1 2024年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2024年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/C202410.pdf
・「インド・ムンバイにて」
(2024年3月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2024年3月25日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年2月)1,600,635TEU(29.4%増)
《中国積みが前年同月比29.5%増、ASEAN積みが同41.9%増加》
北米復航(米国からアジア)(2023年12月)513,715TEU(9.5%増)
《2023年累計は、前年比4.3%増の597.9万TEU》
欧州往航(アジアから欧州)(2024年1月)1,461,274TEU(7.1%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2024年1月)473,658TEU(0.3%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比29.4%増で5か月連続のプラス。
2024年2月の北米往航運賃指数は、前年比71.3%増の5,381ドル/40ftで
2か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比9.5%増で4か月連続のプラス。
2024年2月の北米復航運賃指数は、前年比34.2 %減の953ドル/40ftで
19か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比7.1%増で11か月連続のプラス。
2024年2月の欧州往航運賃指数は、前年比106.4%増の5,186ドル/40ftで
2か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比0.3%減で2か月連続のマイナス。
2024年2月の欧州復航運賃指数は、前年比30.7%増の1,333ドル/40ftで
2か月連続のプラス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「日本の内航海運の研究」
松尾俊彦著 晃洋書房発行
2023年12月刊行(所蔵番号:506217 請求記号:M.56/Ma85)
島国である日本の経済や国民の生活を支える極めて重要な基幹的産
業である「内航海運」。その歴史的経緯を踏まえながら、船員問題
や市場・構造問題などを検討し、課題解決策を提案する。
(「honto」webページより)
■「MEMORIES OF THE PORT OF YOKOHAMA
横浜港振興協会創立70周年記念写真集」
横浜港振興協会編・発行
2023年11月刊行(所蔵番号:506220 請求記号:M.909/Y75)
貨物船に足船で向かう船内作業員、QEII横浜港初入港、横浜ベイ
ブリッジの建設風景、朝の港の男たち…。横浜港の姿を追い求めて
きたカメラマン、堀内利通と森日出夫の作品を収録。
(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
1960年代の米国ガルフから日本への穀物運賃の統計データはないか。
A.
以下2資料に掲載がある。
Fearnleys「Review」
Institute of Shipping Economics, Bremen「Shipping statistics」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347800
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5 海運ミニ知識
◆「鉱石専用船」
鉱石専用船は、製鉄の原料となる鉄鉱石を運ぶ船です。一度に多く
の鉄鉱石を運ぶため、その多くが大型船です。
鉄鉱石は比重がとても大きく、船倉にぎっしり積み込むと浮力が確
保できません。そのため両舷にバラストタンクを配置し、船体の中
央部のみに鉄鉱石を積み込む構造になっています。
鉱炭兼用船など鉱石専用船以外はそのような構造になっておらず、
広い積荷スペースがあります。鉱炭兼用船で鉄鉱石を運ぶ場合は、
船の前から後ろへいくつかに分けられた船倉に、一つおきに鉄鉱石
を積み込みます。この方法はジャンピングロードと呼ばれています。
<参考資料>
「Shipping now 日本の海運 2023-2024」
日本海事広報協会編・発行 2023年刊行
(海事図書館所蔵番号:20230266 請求記号:M.3210/Sh79) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は4月下旬頃、配信予定です。
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お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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◆日本海事センターホームページ
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E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/