第103号(2023年10月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2023/10/31◆
日本海事センターメールマガジン =第103号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●「第8回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。
◆第8回JMC海事振興セミナー
「サプライチェーン最適化に向けた荷主と船社の協調関係の深化」
◆開催日時:2023年12月6日(水)14:00~16:00
◆開催方法:ハイブリッド形式(Zoomウェビナー併用)
※若干名、会場での参加が可能です
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)
◆「コロナ禍で浮き彫りになったサプライチェーンの課題と
最適化に向けた荷主における取組と展望」
(公社)日本ロジスティクスシステム協会
JILS総合研究所 新領域開発エキスパート 遠藤 直也 氏
◆「サプライチェーン最適化に向けたONEの取組み」
オーシャンネットワークエクスプレスジャパン(株)
代表取締役社長 中井 拓志 氏
◆「CRU・ICDの有効活用と官民連携・複数企業連携による日本の国際物流最適化」
(株)クボタ 物流統括部 担当部長 武山 義知 氏
◆「荷主と船社のWin-Winのパートナーシップの構築に向けて」
(公財)日本海事センター企画研究部 客員研究員 福山 秀夫
【パネルディスカッション】
モデレーター:
拓殖大学商学部教授/日本海事センター企画研究部客員研究員 松田 琢磨
パネリスト:遠藤 直也 氏 中井 拓志 氏 武山 義知 氏 福山 秀夫
参 加 費:無料
申込期限:12月4日(月)まで
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S276914/
●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「船を導く灯台」開催のお知らせ
海事図書館では、蔵書のテーマ展示「船を導く灯台」を開催中です。
蔵書テーマ展示「船を導く灯台」
開催期間:2023年10月10日(火)から12月26日(火)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:37冊
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=16
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru
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【目次】
1 2023年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2023年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202372.pdf
・「東アジアの欧州向け物流における中国の国際物流戦略から学ぶべき取り組み」
(2023年10月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2023年10月24日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2023年9月)1,736,751TEU(2.6%増)
《23年第3四半期は、前年同期比8.3%減となる501.6万TEU》
北米復航(米国からアジア)(2023年7月)463,368TEU(3.9%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2023年8月)1,420,473TEU(6.2%増)
《6ヶ月連続の増加、東地中海向けは前年同月比44.1%増》
欧州復航(欧州からアジア)(2023年8月)505,082TEU(7.1%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比2.6%増で13か月ぶりのプラス。
2023年9月の北米往航運賃指数は、前年比56.4 %減の2,801ドル/40ftで
16か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比3.9%増で3か月ぶりのプラス。
2023年9月の北米復航運賃指数は、前年比40.6 %減の998ドル/40ftで
14か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比6.2%増で6か月連続のプラス。
2023年9月の欧州往航運賃指数は、前年比76.1%減の1,754ドル/40ftで
16か月連続のマイナス。
・欧州復航は、前年比7.1%減で3か月ぶりのマイナス。
2023年9月の欧州復航運賃指数は、前年比66.6%減の716ドル/40ftで
17か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「船舶事故調査 タイタニック、洞爺丸から運輸安全委員会まで」
大須賀英郎著 ミネルヴァ書房発行
2023年7月刊行(所蔵番号:506122 請求記号:M.087/O69)
海事関係者の間でも基本的な理解が欠落、制度に関しても多くの誤
解が発生している状況にある船舶事故調査。歴史的な縦線と国際的
な横線を軸に、わが国が置かれていた位置を明らかにする。
(「honto」webページより)
■「決して止まらない船 船舶DXソリューション「MaSSA」のすべて」
小田雅人著 ダイヤモンド・ビジネス企画発行
2023年7月刊行(所蔵番号:506142 請求記号:553/O17)
無人運航船の実証実験に参加した開発者の苦労や達成感、船舶DX
ソリューション「MaSSA」のコンセプトや開発エピソードなど
を披露。さらに船用電機・電子機器メーカー「BEMAC」の歩み
や、仕事の内容を紹介する。(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
2010年頃から現在までのコンテナ船船価の推移が載っている資料はないか。
A.
Clarkson「Container intelligence monthly」に掲載されている。
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000340170
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5 海運ミニ知識
◆「シップチャンドラー」
シップチャンドラーとは、船舶へ食品や船用品を納入する業者のこ
とです。
船上では、陸上と違って気軽に買い物に行くことはできません。そ
のため、あらゆるものがシップチャンドラーを通じて納入されます。
食品や文房具のほか、機械の部品や道具類、モーターやポンプなど
の重機械までシップチャンドラーが取り扱います。
船は岸壁に着くとは限りません。たとえばタンカーは沖合に船を泊
めて石油の積み下ろしをすることがほとんどです。そのため、シッ
プチャンドラーはボートに納入品を乗せ、船に運び込みます。
チャンドラー(chandler)とはロウソク販売業者のこと。その昔、船
で使うロウソクを納入していたところ、他の用品も扱うようになり、
シップチャンドラーと呼ばれるようになったということです。
<参考資料>
「神戸港昭和の記憶 仕事×ひと×街」
森隆行著 神戸新聞総合出版センター発行 2014年11月刊行
(海事図書館所蔵番号:505217 請求記号:M.9210/Mo45) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は11月下旬頃、配信予定です。
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日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
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お送りくださいますよう、お願いいたします。
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HP:https://www.jpmac.or.jp/