第99号(2023年6月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2023/6/30◆
日本海事センターメールマガジン =第99号=
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=お知らせ=
●「第7回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。
◆第7回JMC海事振興セミナー
「コンテナ船業界の現状と今後の見通し」
本セミナーは、昨年3月に開催した第1回セミナーが大変好評であった
ことを踏まえ、その後のコンテナ荷動きやコンテナ運賃の動向など最新の
動向と今後の見通しなどについて、前回に引き続き意見交換を行うものです。
◆開催日時:2023年7月13日(木) 14:00~16:00
◆開催方法:ハイブリッド形式(Zoomウェビナー併用)
※若干名、会場での参加が可能です
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)
【報告1】
「2020年から現在における海上コンテナ輸送-荷動き・市況・船舶等の動向-」
(公財)日本海事センター 企画研究部 研究員 後藤 洋政
【報告2】
「海運業界の今後の動向とチャレンジ」
CMA CGM Japan(株) 代表取締役社長 内田 秀樹 氏
【報告3】
「コンテナ船物流の現状と展望」
オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン(株)
取締役専務執行役員 戸田 潤 氏
【報告4】
「海上コンテナ市場を取り巻く環境と今後のコンテナ輸送会社の役割」
【総 評】総括コメントと事業者への質問
講演・コーディネーター:
拓殖大学 商学部 教授(日本海事センター客員研究員)松田 琢磨 氏
参 加 費:無料
申込期限:7月11日(火)まで
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S421459/
●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「船員さんのエッセイ」開催のお知らせ
海事図書館では7月より、蔵書のテーマ展示第2弾「船員さんのエッセイ」を
開催いたします。
蔵書テーマ展示「船員さんのエッセイ」
開催期間:2023年7月3日(月)から9月29日(金)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:40冊
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=13
●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru
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【目次】
1 2023年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2023年6月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/B202320.pdf
・「海上コンテナ輸送の回顧と展望-2020年から2023年第1四半期-」
(2023年6月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2023年6月27日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2023年5月)1,582,195TEU(20.7%減)
《中国積みが前年同月比18.4%減、ASEAN積みが同27.6%減少》
北米復航(米国からアジア)(2023年3月)536,667TEU(5.7%増)
《23年第1四半期は、前年同期比7.5%増となる152.1万TEU》
欧州往航(アジアから欧州)(2023年4月)1,445,814TEU(11.7%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2023年4月)556,170TEU(3.9%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比20.7%減で9か月連続のマイナス。
2023年5月の北米往航運賃指数は、前年比79.3%減の2,179ドル/40ftで
12か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比5.7%増で5か月連続のプラス。
2023年5月の北米復航運賃指数は、前年比32.9%減の1,222ドル/40ftで
10か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比11.7%増で2か月連続のプラス。
2023年5月の欧州往航運賃指数は、前年比79.4%減の2,169ドル/40ftで
12か月連続のマイナス。
・欧州復航は、前年比3.9%減で22か月連続のマイナス。
2023年5月の欧州復航運賃指数は、前年比64.6%減の810ドル/40ftで
13か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
「江戸から令和まで 新・ロジスティクスの歴史物語」
苦瀬博仁著 白桃書房発行
2022年8月刊行(所蔵番号:506077 請求記号:675/Ku85)
流通システムが確立したとされる江戸時代から令和の現在までの、
さまざまな場面におけるロジスティクスを考察。人の目に映りにく
いロジスティクスの役割を振り返りながら、将来のあるべき姿を探
る。(「honto」webページより)
■「海のロシア史 ユーラシア帝国の海運と世界経済」
左近幸村著 名古屋大学出版会発行
2020年12月刊行(所蔵番号:506076 請求記号:M.2137/Sa43)
東アジアの海とヨーロッパの海を結んだ長距離航路と、義勇艦隊が
果たした役割とは。海洋戦略により、極東を含む帝国の辺境を統合、
国際的経済闘争への参入を試みる姿をとらえ、ロシア史をグローバ
ルヒストリーに位置づける。(「honto」webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
MM(Messageries Maritimes/フランス郵船)のマルセイエーズ号の
写真や図面はないか。
A.
以下の資料に写真が掲載されている。
「客船・昔と今」
「Fifty famous liners 3」
「Great passenger ships of the world. Vol. 4」
雑誌「船の科学」Vol.7 No.9(1954年9月号)
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000334769
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5 海運ミニ知識
◆「コンテナの種類」
コンテナには最も一般的なドライコンテナの他に、積載する荷物に
合わせた様々な種類があります。
たとえば冷凍・冷蔵コンテナは冷凍・冷蔵装置が内蔵されており、
生鮮食品や医薬品など温度管理が必要なものを運びます。熱を吸収
しにくいように、白っぽい色をしていることが多いです。
タンクコンテナは鋼製フレーム内にタンクを格納した構造で、原酒
や醤油、液体化学薬品などを運びます。
その他、大きな荷物を載せやすいよう、屋根部分を開放したオープ
ントップコンテナや、コンテナの側部を開閉できるサイドオープン
コンテナ、床部分だけのフラットベッドコンテナなどもあります。
<参考資料>
「ビジュアル図解 まるごと!船と港」
森隆行著 同文舘出版発行 2008年3月刊行
(海事図書館所蔵番号:503428 請求記号:550.4/Mo45) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/