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IOPCFシバトセン事務局長が来訪されました。

 2024年10月15日、当センター宿利会長が、国際油濁補償基金(IOPCF)のシバトセン(Gaute Sivertsen)事務局長の訪問を受けました。
 事務局長からは、11月5日から行われるIOPCF92年基金総会等における懸案事項について、簡単に説明がありました。この中で、今年に入って3つの油濁事故が起きていることや、保険がかかっていない、安全性に問題のある船舶による海上輸送に対処するため、決議案やガイダンス文書を用意していることなどが話されました。加えて、2010年HNS条約の批准状況、発効に向けた動きなどについても紹介がありました。
 宿利会長からは、IOPCFの活動の重要性について敬意を表しつつ、GHG削減の流れの中で次世代燃料の海上輸送の増加が見込まれているため2010年HNS条約の発効に向けた動きは注視していることや、制裁を免れようと運航されている安全性を欠いたダークフリートなどに懸念を有しており、安全でかつ安定的な海上輸送の確保が重要であることについて話がなされました。

左から平垣内理事長、国際油濁補償基金 奥川政策担当官、国際油濁補償基金 シバトセン事務局長、宿利会長、大須賀参与、中村上席研究員
左から平垣内理事長、国際油濁補償基金 奥川政策担当官、国際油濁補償基金 シバトセン事務局長、宿利会長、大須賀参与、中村上席研究員

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