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当センター会長が英国の洋上風力発電施設を視察しました。

当センター宿利会長は、2024年9月16日に野村上席研究員とともに英国・ブライトン(ロンドンより南へ電車で1時間強)の洋上風力発電施設「Rampion Offshore Wind」を船上から視察しました。同施設は、沖合13kmの海域(約69km2)に116基の風車(タワー高さ80m、タービン直径112m)と洋上変電所を備えたもので、その発電容量は1基3.45MWで合計400MWとなり、英国の一般的な家庭35万世帯に相当します。陸上工事は2015年9月に、洋上工事は2016年2月にそれぞれ開始され、2017年11月にすべての風車の設置が完了し、2018年4月に運用が始まりました。英国では、発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は46.4%(2023年実績)であり、洋上風力発電については2030年までに55GW(そのうち5GWは浮体式)を導入することを目標に掲げているそうです。

船上案内人(右)より説明を受ける宿利会長(左)
船上案内人(右)より説明を受ける宿利会長(左)
「Rampion Offshore Wind」遠景
「Rampion Offshore Wind」遠景

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