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海運問題研究会

第23回船員問題委員会を開催しました。

2023年8月4日(金)午前、千代田区麹町の海事センタービル会議室において、第23回船員問題委員会を開催しました。
羽原敬二教授(関西大学名誉教授、神戸大学客員教授)を委員長とし、有識者、国土交通省海事局、日本船主協会、国際船員労務協会、大手船社、及び当センター常務・主任研究員を委員とする当委員会では、令和5年度事業としていわゆる機関承認校のうちフィリピンにある3校に対する認定継続調査を行うこと、及び諸外国海事人材育成制度調査としてノルウェー及び中国を取り上げることなどに合意しました。
また、令和4年度事業の結果として英国の船員教育・海技資格制度に加えて、東欧3か国にある4校の機関承認校にかかる認定継続調査について、それぞれ報告がなされました。
委員からは、新たな機関承認校の認定の可能性や、諸外国におけるシミュレータ訓練の活用状況などについて関心が示され、活発な議論が展開されました。
日本及び世界における海事産業の発展に資する調査研究を目指す当委員会では、調査研究事業の成果を順次公表してまいります。

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