このサイトの利用について
Q1.
ホームページに掲載しているデータを利用したいのですが、注意事項はどのようなことがありますか?
A.
掲載データ等の著作権は(公財)日本海事センターに帰属しております。(なお、「SHIPPING NOW」[データ編]に関する著作権は、(公財)日本海事広報協会に帰属しております。)
日本海事センターが作成・配布・アップロードした資料、図表、文章を引用・転載する際は、「(公財)日本海事センター調べ」あるいは「(公財)日本海事センター作成」といったクレジットの記載をお願いいたします。
なお、掲載データ等については、掲載時点において入手可能なデータをもとに作成しており、掲載内容が正確であるよう最善を尽くしておりますが、内容について責任を負うものではございません。
また、毎月公表している数値が速報値であることから、後日予告なしに掲載数値が変更または廃止される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Q2.
コンテナ運賃等の掲載の際、航路名の併記は必要でしょうか?
A.
コンテナ運賃などの航路ごとの数値を引用・転載される場合は、数値とともに具体的な積港及び揚港名を記載した航路名を併記するなどし、誤解を招かないような使用をお願いいたします。
海上荷動きの動向
Q1.
「海上荷動きの動向」の各種データはどのように調査・公表しているのですか?
A.
- (1)北米コンテナ航路
IHS Markitが作成しているPIERS(Port Import/Export Reporting Service)データをもとに、日本海事センターが編集したうえで公表しています。 - (2)欧州コンテナ航路
CTS(Container Trades Statistics)のデータをもとに、日本海事センターが編集したうえで公表しています。 - (3)日本・中国航路
財務省貿易統計をもとに、日本海事センターがトンベースで推計したうえで公表しています。 - (4)アジア域内航路
CTS(Container Trades Statistics)のデータをもとに、日本海事センターが編集したうえで公表しています。 - (5)世界のコンテナ荷動き量
IHS Markitのデータ(IHS Markit GTA Forecasting)をもとに、世界の主要地域間のコンテナ荷動き量(TEUベース)の推移を日本海事センターで編集・作成したものを年1回、毎年7月を目途に公表しています。 - (6)コンテナ運賃動向
①「北米運賃指数」は上海航運交易所のCCFI(China Containerized Freight Index)
②「主要航路コンテナ運賃動向」はDrewry: Container Freight Rate Insight をもとに、日本海事センターが編集したうえで公表しています。 - (7)不定期船市況
バルチック海運指数(BDI)とワールドスケール(ペルシャ湾→日本、VLCC)の推移を掲載しています - (8)世界の海上荷動き量
IHS Markitのデータ(IHS Markit GTA Forecasting)をもとに、世界の主要地域間の荷動き量(トンベース)の推移を日本海事センターで編集・作成したものを年1回、毎年7月を目途に公表しています。 - (9)SHIPPING NOW [データ編]
毎年1回7月末を目途に(公財)日本海事広報協会が発行している冊子で、日本の海運を取り巻く環境についてさまざまな情報を取りまとめています。
日本海事センターのHPでは、その[データ編]を中心に掲載しています。
Q2.
「海上荷動きの動向」に掲載されていない輸送量や運賃について回答していただけますか?
A.
「海上荷動きの動向」に掲載されていない輸送量や運賃について回答することはできかねます。品目別コンテナ運賃、リーファーコンテナ運賃の情報や運賃指数のベースとなる貨物についての問い合わせなどがありますが、弊センターではこれらの情報は把握しておりません。また、掲載されている運賃などについても、過去にさかのぼったデータなどは提供しておりません。何卒ご了承ください。
各コンテナ航路の対象国または地域
Q1.
「北米コンテナ航路」は、どのような国または地域が対象ですか?
A.
以下の合計18カ国・地域です。
- ①日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの6カ国・地域
- ②ASEAN のうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国
- ③南アジアではインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国
Q2.
「欧州コンテナ航路」は、どのような国または地域が対象ですか?
A.
次の表の通りです。
中華地域 | 中国、香港 |
---|---|
北東アジア | 日本、極東ロシア、韓国、台湾 |
東南アジア | フィリピン、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ブルネイ、インドネシア、ラオス、タイ、カンボジア |
西・北欧州 | オーストリア(北欧側)、ベラルーシ、ベルギー、チェコ、(北欧側)、デンマーク、アイルランド、エストニア、フィンランド、フランス(北欧側)、ドイツ(北欧側)、ハンガリー(北欧側)、アイスランド、ラトビア、リトアニア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル(北欧側)、ロシア(北欧側)、スロバキア(北欧側)、スペイン(北欧側)、スウェーデン、スイス(北欧側)、英国 |
地中海西部・北アフリカ | アルジェリア、フランス(地中海側)、ドイツ(地中海側)、イタリア、リビア、マルタ、モロッコ、ポルトガル(地中海側)、スペイン(地中海側)、スイス(地中海側)、チュニジア |
地中海東部・黒海沿岸 | アルバニア、アルメニア、オーストリア(地中海側)、アゼルバイジャン、ボスニア、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ(地中海側)、エジプト、ジョージア、ギリシャ、ハンガリー(地中海側)、イスラエル、レバノン、カザフスタン、キルギスタン、北マケドニア、モルドバ、ルーマニア、ロシア(黒海側)、セルビア・モンテネグロ、スロバキア(地中海側)、スロベニア、シリア、トルコ、ウクライナ、ウズベキスタン |
Q3.
「アジア域内航路」は、どのような国または地域が対象ですか?
A.
中国、香港、モンゴル、日本、極東ロシア、韓国、台湾、フィリピン、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ブルネイ、インドネシア、ラオス、タイ、カンボジアです。
Q4.
上記、「北米コンテナ航路」、「欧州コンテナ航路」、「アジア域内航路」以外の航路の荷動き動向は分かりますか?
A.
日本海事センターのホームページ内の「世界の海上コンテナ荷動き量」の欄で、「世界の主要地域間コンテナ荷動き量の推移及び地域間表」(TEUベース)として直近の年間荷動き量を掲載しています。
また、「SHIPPING NOW」の欄で、「世界の地域別のコンテナ荷動き量」も掲載しています。
なお、日本発着の荷動き量を過去にさかのぼって知りたい場合は、国土交通省海事局が発行している「海事レポート」または「SHIPPING NOW」のバックナンバーで調べることができます。
※「SHIPPING NOW」[データ編]をご参照ください。
http://www.jpmac.or.jp/relation/shipping.html
コンテナ運賃について
Q1.
「コンテナ荷動き及びコンテナ運賃」のデータは、毎月いつ頃公表するのですか?
A.
毎月月末までに情報を更新して掲載するようにしています。
なお、月末の業務状況等によりホームページへの掲載等、公表する時期につきましても多少遅れる場合がありますので、ご了承ください。
Q2.
コンテナ運賃には、どのような種類のものがありますか?
A.
一般的には、船会社と大手荷主・フォワーダー間で輸送数量等を長期契約(1年程度)し、その運賃を定額とする「契約運賃」と需給バランスの影響を受け船会社と荷主・フォワーダー間において都度変動する「スポット運賃」の二種類の運賃があります。
Q3.
ホームページに掲載されているコンテナ運賃は、基本運賃(ベースレート)だけですか?
他の追加料金(サーチャージ)も含まれているのですか?
A.
ホームページ資料内の出典が「Drewry」となっているコンテナ運賃には、燃油サーチャージ(BAF)や為替変動サーチャージ(CAF)や積港及び揚港でのターミナル・ハンドリング・チャージ(THC)、パナマ運河やスエズ運河通航料のサーチャージなど、船会社が荷主に請求する各種サーチャージが含まれています(オールイン)。
なお、船荷証券発行手数料、貨物申告書の提出手数料、通関手数料等のドキュメント作成に関するサーチャージは含まれておりません。
また、米国国内などで発生する内陸輸送費用も含まれておりません。
Q4.
「主要航路コンテナ運賃動向」には、どこの港湾間のコンテナ運賃が公表されているのですか?
A.
航路別に次の港湾間の20フィートコンテナ(20ft)、40フィートコンテナ(40ft)別ドライコンテナのスポット運賃を掲載しています。
なお、運賃額はDrewry: Container Freight Rate Insightをもとに日本海事センターが編集したうえで毎月作成・公表しています。
【TRANSPACIFIC】
上海/ロサンゼルス間、上海/ニューヨーク間、横浜/ロサンゼルス間、横浜/ニューヨーク間
【ASIA-EUROPE】
上海/ロッテルダム間、上海/ジェノア(イタリア)間、横浜/ロッテルダム間、横浜/ジェノア(イタリア)間
【INTRA-ASIA、SOUTH ASIA】
横浜/香港間、横浜/釜山(韓国)間、横浜/レムチャバン(タイ)間、横浜/ナバシェバ(インド)間
Q5.
上記の航路以外の運賃水準を知りたいのですが、調べる方法がありますか?
A.
中国発や主要航路の運賃動向については、下記のサイトで参照できます。
- 「上海航運交易所(SSE)」
Home | Shanghai Shipping Exchange (sse.net.cn) - 「Freightos Baltic Index (FBX)」
Freight Rate Index / Freightos Baltic Container Index - 「Xeneta Shipping Index (XSI)」
Xeneta Shipping Index - 「Freightos」
https://www.freightos.com/freight-tools/freight-rate-calculator-free-tool/ - 「SeaRates」
https://www.searates.com - 「iContainers」
https://www.icontainers.com/ocean-freight-calculator/ - 「GoComet」
https://www.gocomet.com/freight-shipping-rates-index-calculator
さらに、下記の運賃見積サイトで直近の運賃を検索することもできます。
また、世界全体の運賃傾向であれば、Container Trades Statistics社のウェブサイトで調べることができます。
https://www.containerstatistics.com
Q6.
リーファーコンテナの運賃データはありますか?
A.
日本海事センターでは、リーファーコンテナの運賃に関するデータは保有しておりません。
なお、Drewryが、荷送人(輸入者/輸出業者)および貨物フォワーダー/NVOCC向けに有料でデータを提供しています。
※Drewryのリーファーベンチマーキングクラブをご参照ください。
https://www.drewry.co.uk/supply-chain-advisors/supply-chain-expertise/reefer-benchmarking-club