7月26日(火)午後、広島市内のホテルグランヴィア広島において「第10回 海事・観光立国フォーラム in 広島 2011 〜海事社会の発展と観光振興〜」を開催しました。
国土交通省、地方公共団体、海事関係組織の関係者並びに報道関係者など約230名が参加した今回のフォーラムでは、国土交通省大臣官房審議官(海事)後藤靖子氏より東日本大震災による海運業の被害や復興に向けた現状などを中心に、「我が国の海事政策の方向性」と題した講演を頂き、東海旅客鉄道株式会社相談役 須田寛氏より、地域工業・産業を観光資源としてとらえる「産業観光」が各地で本格化している現状、また観光資源として『海』の無限の可能性などにつき、「海と観光」と題した講演を頂きました。さらに、両備グループ代表(中国旅客船協会連合会会長) 小嶋光信氏より、瀬戸内観光を中心とした同グループの取り組み、第3セクター経営の問題点などにつき、「瀬戸内海における海事社会の発展」と題した講演を頂きました。
今回のフォーラムを通じて、海事社会の発展に向けた取り組み及び今後の観光振興の進め方などにつき、海事分野、交通・観光分野の専門家である講師の方々から貴重な講演を頂き、海事、交通、観光並びに地方行政に携わる関係者間で共通認識が醸成されました。
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